最後のダッジ「ヴァイパー」が生産終了。26年という長い歴史に幕

2020-05-26

アメリカのマッスルカーの中でも、圧倒的なスペックと大排気量を持つダッジ「ヴァイパー」の生産が遂に終了。
最後の個体は、アメリカはデトロイトのコーナー・アベンニュー・アセンブリー工場にて製造されました。

昨日、FCAのデザインディレクターでもあるラルフ・ジルズ氏が、「ヴァイパー」とお別れをするために工場を訪問。最後に製造されたイエローカラーの「ヴァイパー」と記念撮影し、以下のインスタグラムにて投稿していますね。


なお、ラルフ・ジルズ氏は「ヴァイパー」について、「この車は本当に素晴らしい走りを見せてくれた。何年も変化していないヴァイパーのプラットフォームは本当に素晴らしく、26年という長い月日を走り続けた。本当に感謝している」とコメント。

「ヴァイパー」の新型モデルは、過去2~3年間で最も売り上げが好調に推移し、その大半がハイパフォーマンスモデルの「ヴァイパーACR」であるも、徐々にその売り上げも低迷。
結果的には、スペックに対するコストが見合わなかったことが生産終了の要因(他にも排ガス規制等の問題もある)とも言えますが、排気量8.4L V型10気筒を搭載し最高出力650ps、最大トルク814Nmを発揮するモンスターマシンが約1,500万円にて購入できるというのは、破格ともいえ、ある意味コスパ最強のスーパースポーツと言ってもおかしくない個体ですね。

 

So long… #Viper

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Reference:CARSCOOPS