キャデラック「CTS」がリコール。ブレーキパイプ損傷により火災の恐れ有り

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、GMジャパン・キャデラック「CTS」がリコール。

リコールの内容としては、ブレーキパイプの不具合によるもので、ブレーキマスターシリンダからABSモジュレータバルブ間のブレーキパイプの配索が不適切なために当該ブレーキパイプがエキゾーストマニホールドの遮熱板と接触していることがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行時の振動等によりブレーキパイプが損傷してブレーキ液が漏れてしまい最悪の場合、制動力が低下する。そして、さらに最悪の場合だと漏れたブレーキ液が高温の排気管等にかかり火災に至るおそれが恐れがあるとのこと。


対象となるのは、2009年12月2日~2013年9月2日に輸入された「CTS」のみで、計686台がリコールの対象となります。

改善措置として、全車両、マスターシリンダからABSモジュレータバルブ間のブレーキパイプを対策品に交換する、リコール作業を実施するとのことです。