何ですと?テスラがEVピックアップトラックの開発?その名も「ミニ・セミ」

2020-05-26

アメリカの電気自動車メーカであるテスラが、フォード「F-150」のようなピックアップトラックモデルの開発の可能性を示唆。
テスラは以前、今後3年間でクロスオーバー、セダン、スポーツカーを開発・販売を計画している、と報告しましたが、これあら3車種以外にもテスラCEOであるイーロン・マスク氏は、その個体の名称を「ミニ・セミ(Mini Semi)」と名付け、新たなる車種への展開を試みている模様。


ただ、現時点ではピックアップトラックの具体的な開発スケジュールは発表されておらず、本格的に製品化に向けていくのかも明確ではないため、「あくまでも計画段階」止まりでそのままお蔵入りになる可能性もありそうですね。

ちなみに、ピックアップトラックタイプでの開発計画を進めるとなると、大きく懸念されるのはやはり車体重量。
約23トンの重量に耐えられるフォード「F-150」の車体重量は約6,200kgと言われていますが、これだけの重量を駆動させるパワーと電力が必要となると、相当なバッテリー容量とスペース、そして重量が必要であると考えます。

しかし、アメリカや中国では既にバッテリー量産化が進められ、更には量産化によるコスト低減化が実現しうる現代において、実は既にピックアップ用(もしかしたら大型トラック用も?)のバッテリー開発が進められ、近日中にプロトタイプのテスト走行も行われるのではないかと考えられますね(もし数年先にて販売化が予定しているなら尚更)。

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Reference:autoevolution