意外と知らなかった事実。ロンドンにて、世界で4台しか存在しないブラックカラーのフェラーリ「F50」が登場

2020-05-27

世界に4台しか無いブラックの「F50」が登場!

イギリス・ロンドンにて、かなり希少なブラックカラーのフェラーリ「F50」が目撃されています
フェラーリ「F50」は、同社創設50周年記念として世界限定349台のみ生産されたもので、その内ロッソ・コルサ(レッド)が302台、ジアッロ・モデナ(イエロー)が31台、ロッソ・バルケッタ(こちらもレッド)が8台、アルジェント・ニュルブルクリンク(シルバー)が4台、そしてネロ・デイトナ(ブラック)が4台という内訳となっているため、ブラックカラーの「F50」というのはとんでもなく希少な個体であることがわかります。


20年以上経っても色褪せぬスーパーカーのオーラ

今回目撃されている個体は、特にこれといったカスタムや改造などは行われていないノーマル仕様であるものの、やはり大衆車とは大きく異なるシルエットは、約20年という時を経ても全く色褪せないスーパースポーツモデルであることを再認識させられます。

特に、昔のスーパーカーは全体的に角ばったイメージがありましたが、フェラーリ「F40」や「F50」といったスペチアーレモデルは、角ばった部分と丸みを帯びた部分を併せ持つ中性的なイメージが大きいように思えます。このあたりのデザイン性はフェラーリならではと言いますか…女性にも愛される要素一つなのかもしれません。

ちなみにこの個体のパワートレインは、排気量5.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力520ps、最大トルク471Nmを発揮。

なお、「F50」は、ルーフの取り外し(バルケッタ)が可能となっているものの、現在の「ラ・フェラーリ・アペルタ」やランボルギーニ「アヴェンタドール・ロードスター」といった簡易的な取り外しが可能なものではなく、工場での作業が必要なほどに大げさで、決して手軽なものではないとのこと(ランボルギーニ「ムルシエラゴ・ロードスター」も、ルーフの取り外しが非常に難しく、一人ではとても無理ですし約30分もの時間を要することでも有名)。

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Reference:AUTOGESPOT