トヨタ・新型「クラウン・コンセプト」をプレビュー。レクサス「GS/ES」の置換えも視野に

2020-05-26

トヨタは、今月末より開催予定となっている東京モーターショー2017にて、新型スポーツセダン「クラウン・コンセプト」を発表するとし、それに合わせてイメージ詳細図も公開しました。
トヨタ「クラウン」は、1955年に誕生して以来、積み重なるモデルチェンジを経て今回で15代目になることを予告しているわけですが、14代目からとしては約7年ぶりのフロントフェイスを一新することになります。
特にフロントフェイスにおいては、フロントグリルはメッシュタイプ(クラウン・アスリート風)、グリル周りの形状においては「クラウン・マジェスタ(ロイヤル・サルーン)風」を採用することで、スポーツラグジュアリーな一台を提供。
おまけにフロントグリルには”RS”バッジが添付されており、ハイパフォーマンスモデルを匂わせています。

現行モデルにおいては、プリクラッシュセーフティシステム等を含めた高度な安全技術を搭載していますが、今回のコンセプトモデルにおいては、そういった先進的な安全機能はもちろんのこと、乗り心地や走行性能においても飛躍的に向上させ、特にプラットフォームについては、現行の新型「カムリ」と同様となるToyota New Global Architecture(TNGA)をベースにしているとのこと。


今回発表されるコンセプトモデルは、アメリカ市場での販売も視野に入れており、特にトヨタの上位ブランドとなるレクサス「GS/ES」に置き換わるレベルの乗り味や走行性能を持っているとのこと。
(車体サイズにおいては、ほぼレクサス「GS」と同等)

なお、先進技術においては、コネクティッド技術も大幅に向上しており、これについては、「クラウン・コンセプト」を含めるすべてのラインナップモデルに車載通信機を搭載させるとのことで、それによる重要なデータを活用し、ドライバに対して渋滞情報や信号の情報を共有することで、スムーズドライビングと事故の未然防止につなげるとしています。
なお、市販モデルは来年2018年の夏ごろと言われていますが、実際にコンセプトモデルのまま販売されるかは不明となっています。

Reference:CARSCOOPS