悲報。日産「フェアレディZ」の後継モデルが登場する可能性は限りなく低い模様

2020-05-26

先日より開催中の東京モーターショー2017にて、以前から大きな期待を寄せられていた日産のクーペモデル「フェアレディZ(390Z)」。
日産は、以前から現行の「370Z」の後継モデルとして開発していることを示唆しており、しかしその姿は未だ捕捉されていないものの、今回のモーターショーにて登場するかもしれないという噂が浮上していたのですが、同車の最高計画責任者であるフィリップ・クライン氏がインタビューにて「新たなZスポーツモデルの開発は、同車のブランドとして優先すべきものではない」とコメントしており、2シータクーペの人気が徐々に低下していることと需要の低さから、今後の開発を進める可能性が相当に低くなっていることが明らかとなりました。


その一方で、日産はクロスオーバーモデルの「エクストレイル」や「ジューク」が人気を伸ばしているとのことで、新たなスポーツクロスオーバーモデルに”Z”のバッジを流用する可能性もあるとし、ラインナップの拡大を検討していることも明らかに。

国産2シータモデルにおいては、トヨタ「86」やスバル「BRZ」、マツダ「ロードスター」、ホンダ「S660」といった並み居る強豪がひしめく中、日産「フェアレディZ」だけが2008年に6代目となるZ34型系を最後にフルモデルチェンジを果たせず、徐々に販売台数を減らしているのも事実。
しかし、その一方で2シータモデルのラインナップ且つ主要モデルが「フェアレディZ」しか存在していないということも考えると、生産を中止することは難しく、現行モデルを維持するままに至る可能性も十分に考えられそうですね。

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Reference:CARSCOOPS