スバル・アメリカが「BRZ tS/WRX STIタイプRA」の価格を発表。最低400万円からのハイパフォーマンスモデルを提供

2020-05-27

スバル・アメリカは、同社の限定モデルとなる2ドアクーペ「BRZ tS」と、4ドアセダン「WRX STIタイプRA」の価格情報を公開しました。
いずれもハイパフォーマンスモデルとして発表された個体となっていますが、まず2ドアクーペモデルの「BRZ tS」は2018年春頃にアメリカのディーラにて続々と納車されることが判明しており、最低価格は400万円からとなっています。

これは、標準モデルとなる「BRZ」と比較してプレミアム価値は高いとしており、特にSTIモデルでも活用される空力ボディキットや調整可能となるカーボンファイバ製リヤスポイラー、ミシュラン製パイロットスポーツタイヤ付きの18インチアルミホイールが装着されます。


「BRZ tS」のインテリアについては、スポーティなスタイリングを強調すべく、レザー&アルカンターラを活用した室内空間を提供し、更にはブラックとダークローズのコントラストステッチを備えることで躍動感をプラス。
その他には、レッドカラーのシートベルトやフレームレスとなるバックミラー、GPSナビゲーション付7インチインフォテイメントシステムも装備しています。
パワートレインとしては、ターボチャージャーモデルが登場することはないものの(つまりは2.0L NAのまま)、新たなドロースティフナー、Vブレース、SACHSダンパーやコイルスプリングを備えたリターンサスペンションを装備し、更にはブレンボ製高性能ブレーキングシステムを装備することで、サーキット志向となる最高の足回りを確保しています。

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一方の4ドアセダンモデルとなる「WRX STIタイプRA」については、約580万円からのスタートと中々に高額ですが、カーボンファイバ製ルーフやリヤウィング、BBS製19インチ鍛造合金ホイールを備えることで、軽量化と走行性能を強化。

インテリアについては、微小ではあるもののレカロフロントシートと超音速ステアリングの改良、その他にはレッドのコントラストステッチを施し、センターコンソールには、ナンバープラークが装着されます。
パフォーマンスについては、冷却効果を高めるダクトや高性能エキゾーストシステム、最適化されたECUにより、パワートレインは排気量2.5L 水平対向4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力320psを発揮。
エンジンはショートスローシフター付のアップグレード版6速MTを設定。

足回りについては、Bilsteinダンパーやアクティブトルクベクタリングシステム、独自のマルチモード・ヴィークル・ダイナミクスコントロールシステム、そしてクロス・ドリル・ローターと5ピストン・モノブロック・フロントキャリパーを備えた高性能ブレンボ製ブレーキシステムも装備しており、サーキットに長けた走行性能を実現しています。

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Reference:CARSCOOPS