全力でSUV反対。マクラーレン「P1」のSUV風レンダリングがあまりに酷かった件

2020-05-26

先ほど、SUVモデルをラインナップしていないフェラーリ「812スーパーファスト」のSUV風レンダリングが公開されましたが、同じく同車種をラインナップしていないマクラーレンの奇妙過ぎるレンダリングが公開に。
ベースとなる車両は、マクラーレンのアルティメットシリーズ「P1」で、基本的なパワートレインは排気量3.8L V型8気筒ツインターエンジン+電気モータのハイブリッドユニットをフロントに搭載しているとして、最高出力900psを超えるハイパワーモデル。

関連記事:これはさすがに…フェラーリのSUVはこうなる?という奇妙なレンダリングが公開


今回、レンダリングを担当したのはJoseRodriguezNebreda氏というアーティストで、フロントエンドとサイド・ドアパネルをマクラーレンのデザインに置き換え、基本的なスタイリングは2ドアクーペタイプのSUVといった印象ですが、フロントフェイスをそのまま移植しただけで、フロントエンドからボンネット、ルーフにかけてのラインがあまりにも不自然であることから、マクラーレンCEOのマイク・フレウィット氏も激怒しそうな完成度の低さとなっています。

こちらはサイドから見たデザイン。
上のフロントから見るレンダリングデザインと大きく異なりますが、フロントロア部が突出しており、あまりに不格好。
なぜサイドウィンドウのつなぎ目(Bピラー)が無くなったのか、ドアはどのように開くのか、一つ一つ突きつめていくと問題が多発するデザインとなっています。

リヤデザインを確認していくと、「P1」ベースのハイブリッドパワートレインを搭載しているにも関わらず、なぜマフラを装着していないのかが疑問。
マクラーレンとしては、このような中途半端なデザインをラインナップすることはまず有り得ないですが、そもそも同社はSUVを市販化する意思は無く、引き続き2シータないしは3シータスポーツモデルの開発に注力していくため、今回のレンダリングはある意味無駄に終わっているのかもしれません。

Reference:CARSCOOPS