メルセデスベンツ・新型「Gクラス」が案の定早くも転売。新車価格よりも約400万円高い約2,000万円にて販売中

2020-05-26

先日、アメリカ・デトロイトモーターショー2018にて発表されたばかりのオフロードモデルとなるメルセデスベンツ・新型「Gクラス」。
初代モデルから約40年の期間を経てようやくフルモデルチェンジを果たした2代目「Gクラス」ですが、まだ新車がどのユーザーにも納車されていない(っというか生産すらしていない)のに早くも中古車市場にて販売されています。
新型「Gクラス」は、新車販売価格にして約1,570万円となりますが、今回コチラの中古車販売サイトでは新車価格よりも約400万円高い1,970万円にて販売。

関連記事:見た目変わった?メルセデスベンツ「Gクラス」がフルモデルチェンジで、ほぼ全て一新だ【動画有】(2018/1/15投稿)


こちらの個体、上記にもある通り、納車はおろか未だ生産もされていない”存在しない”個体となりますが、既に中古車サイトにて委託されており、多数の問い合わせが有る模様。
現時点で注文するとどの程度の納期が発生するかは不明ですが、やはり40年ぶりのフルモデルチェンジを果たした個体で、品質もずば抜けて向上していることから予約は殺到していると考えられるため、最低でも1.5年以上の納期はかかるものと推測。
そう考えると、オプション費用(100万円~150万円に設定して)や納期分を追加でお金で買うと考えたら、ある意味妥当な金額なのかもしれませんが、それでも転売を目的するユーザーが登場したのは「やっぱりか~」と思うところ。

なお、今回販売されている個体のグレードは唯一の「G500」で、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力422ps、最大トルク610Nmを発揮。
ボディカラーはメタリックブラックのObsidian Blackで、ホイールは20インチを装着。
インテリアはブラウン系のシートが選択されていて、オーナメントパネルにはウッド調をチョイス。
オプションとしては、ドライビングアシスタンスパッケージやアラウンドビューモニタシステム、アンビエントライティング、Burmesterプレミアムサラウンドシステム、リヤエンターテイメントシステム、サンルーフが設定されています。

【転売の関連記事】
斬新過ぎ。アストンマーティン「ヴァルキリー」の生産枠を転売する猛者が登場、価格にして約4.2億円(2017/12/8投稿)
早くも転売。グリーンカラーのアストンマーティン「ヴァルカン」が4.6億円にて販売中(2017/10/13投稿)
想定外の転売。テスラ「モデル3」が納期約1年半と好調も新車価格の3倍にて売却されることに(2017/10/12投稿)
やはりそう来たか。アストンマーティン「ヴァルキリー」が納車前に超高額にて転売されている模様(2017/7/6投稿)
ドバイにて、規定による転売禁止の「ラ・フェラーリ・アペルタ」が中古車市場にて登場。価格は新車の3倍以上(2017/10/2投稿)

Reference:CARSCOOPS