フェラーリ「(仮)488GTO」の正式名称は「488VS」?まさかの購入条件もリーク

2020-05-26

先日、フェラーリのV8ツインターボモデルで、「488GTB」のハードコアモデルとして登場される「(仮)488GTO」が特別なフェラーリオーナー向けに初公開されましたが、今回は「(仮)488GTO」の購入条件並びに正式な後継名称?を記載した極秘資料がリークしています。

今回リークしている極秘資料は上記の通りですが、以下にその内容をまとめていきましょう。

488 VS ELIGIBILITY CRITERIA(488VS購入条件)
・Criteria 1:CONCEPT LOVERS・・・Repeater that owns a 488 GTB + 1 or more V8 Sport Car…
(488GTB+1又はV8モデルを所有するリピーター)

・Criteria 2:RACING・・・Customers owning Racing Cars(Challenge, FXX, ect).
(レーシングカーを所有する顧客)

・Criteria 3:REMAINING TOP・・・Top Clients not already included above.
(トップクライアント、つまりは最重要顧客を優先。恐らくはフェラーリを多く所有する顧客がメインとなる)

・Criteria 4:ADDICTED PLUS・・・Customer that purchased one or more VS(only if owning other range cars).
(他のフェラーリを所有し、V8スペシャルシリーズを購入した顧客をランプアップし、「488VS」の購入権を与える)



と表記されています。
上記内容を一通りまとめてみると、購入する条件としては「488GTB」又はもう一つのフェラーリV8スポーツモデル(「チャレンジストラダーレ」「458スペチアーレ」等)を購入していることが前提であり、更には「チャレンジシリーズ」や「FXX」といったレーシングモデルを購入している(又は購入予定)ことが基本となります(この時点で条件厳し過ぎ)。
そして、こういったハードコアモデルでは、フェラーリにとって最重要顧客(トップクライアント)と定めた方を最優先とし、「F12tdf/458スペチアーレ/F40」といった特別限定モデルを所有している(していた)人をAddicted Plusという上位ランクにアップし、こういった顧客には優先的に「488VS」の購入権を与えるというモノになります。

上記条件まとめより、初見の方がいきなり「488VS」を購入することは不可能ということになるので、こうしたモデルも”宝くじで大金を手にした”からといって購入できる代物ではないということがわかりますね(限定モデルではないため、生産台数の上限は無いものと考えられる)。
少なくとも、こうしたモデルは高確率で転売されることは目に見えていますし(誰でも購入できてしまうとプレミア価値は下がることも考えられるので、購入条件を設けたのかも)、「458スペチアーレ/アペルタ」同様に新車価格よりも2倍以上の価格にて、初見オーナーや「488VS」を購入できなかったオーナーへと販売されることは間違いないと思われます。


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Reference:autoevolution