TVR「グリフィス」が発売前にテスト走行。ライトのデザインがマクラーレン「720S」に似ていた件【動画有】

2020-05-27

イギリスの自動車メーカ・TVRが発表した、創立70周年記念となるスペシャルモデル「グリフィス」。
クラシックな2シータ+フロントエンジン搭載のスーパースポーツカーで、1963年に発売した初代「グリフィス200」をベースに開発したモデルとなります。
そんな「グリフィス」の発売が迫っている中、早くもテスト走行する動画が公開され、更には重低音且つ落ち着きのあるエキゾーストサウンドを確認することができます。


本動画にて確認できる「グリフィス」ですが、非常に長いフロントフードとダブルバブルルーフを備えた独特のスタイリングを持ち、更にはフロントLEDヘッドライトのデザインについては(特にデイタイムランニングとヘッドライトの位置関係を見ても)、マクラーレンのスーパーシリーズ「720S」のデザインのようにも見えますね。←(それもそのはず、このデザインはマクラーレン「F1」等を手掛けたゴードン・マレー氏が担当)。
その他のデザインとしては、サイドに設置されたエキゾーストパイプや、大型リヤディフューザー、高性能ブレーキングシステム、軽量アルミホールを装着することで、「グリフィス」の最大限パフォーマンスを発揮できるように改良。

パワートレインは、排気量5.0L フォード・コスワース製V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力506psを発揮するわけですが、これに対して車体重量は1,250kg以下になるため、1トンあたりに出力する値は404psとなります。
そして、車体重量配分は何とも完璧な50:50というバランスを持ちます。
0-100km/hの加速時間は4秒未満で、最高時速は321km/hにまで到達。
車体サイズとしては、全長4,314mm×全幅1,850mm×全高1,239mmと意外と小柄で、ポルシェ「911」やジャガー「Fタイプ」よりもコンパクトになります。

価格については約1,300万円からとなっており、早くとも2019年には出荷される予定となっています。

【TVR Drive-by 1】

【関連記事】
TVR「グリフィス」が遂に世界初公開。重量配分50:50で1,250kg、最高出力は500馬力以上
登場しても不思議ではない。TVR「グリフィス・スパイダー」のレンダリングが公開に

Reference:CARSCOOPS