アルファロメオ「MiTo」がコンパクトホットハッチからクロスオーバーへ?アメリカや中国での販売は無し

2020-05-26

アルファロメオのエントリーモデルとなる「MiTo(ミト)」が、コンパクトホットハッチモデルからクロスオーバーモデルへと変更される可能性が浮上しています。

イタリアの「ミラノ」と「トリノ」のイニシャルから名付けられた「MiTo」は、2008年以来いくつかのアップデートが施されるも、抜群の走行性能とV型8気筒エンジンを搭載する「8Cコンペティツィオーネ」のデザインを引継ぐアルファロメオの自信作ともいえる一台となっています。


そんな「MiTo」について、FCA CEOであるセルジオ・マルキオンネ氏より、同車は今後、現在のデザインとスタイリングで無くなる一方で、名称はそのまま引き継がれていくと説明。
加えてAutoExpressの情報では、「MiTo」の新たなアイデンティティを以て、クロスオーバーモデルへと変更すれば、絶えずそのモデルの需要が増え続けていくと説明し、「ステルヴィオ」の下位モデルとして登場することが期待されています。

もちろん、コンパクトホットハッチモデルから、クロスオーバーモデルへとサイズアップするため、実用性はもちろんのこと、足回りにおいても「ジュリエッタ」や「ステルヴィオ」と共通化される可能性が高くなり、走行性能も格段に向上すると予想。
販売エリアについては、ヨーロッパを中心に拡大していくとのことですが、北米や中国での販売を行うことはないとのこと。

ただ、ヨーロッパでの売れ行き等を見越して、北米や中国での販売も計画していく必要があるとのことですが、この辺りについては、今のところ具体的な策が講じられていないとされています。

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Reference:motor1.com