マツダ「CX-4」をパクッたZotye「Meet5」が遂にアンヴェール。尊敬レベルにモロパクリだった件

2020-05-26

ポルシェ「マカン」やメルセデスベンツ「GLC」、レクサス「RX」等のデザインを丸パクリすることで有名な中国メーカ・Zotye。
以前、マツダの中国市場向けクロスオーバーモデル「CX-4」をモロパクリした最新モデル「Meet5」の開発車両の記事を公開しましたが、今回遂に量産モデルがアンヴェールしました。
フロントエンドデザインがしっかりと公開されているクロスオーバーモデルの「Meet5」ですが、マツダ「CX-4」をそのままトレースしたかの如くモロパクリしていることが確認できます。

関連記事:中国メーカ・Zotye恐ろしや。ポルシェやBMWに引続き、今度はマツダ「CX-4」をパクる(2018/1/30投稿)


以下の画像が中国専用モデルとなる「CX-4」。
SUVモデルというよりはどちらかというとクロスオーバーとステーションワゴンを足して2で割ったようなモデルで、「CX-3」よりは大振りといった印象。
フロントフェイスがちょっと”のぺっ”とした感じが日本には無い表情です(ちょっと「ロードスター」寄り?)。
上の「Meet5」と比較すると、フロントヘッドライトのデザインは「CX-4」から遠のいているように見えますが、ライトのハウジングはもろそのままといった印象。フロントグリルもかなり寄せてきていることがわかります。

こちらは「CX-4」のサイドデザイン。
ハッチバックのような滑らかなスタイリングを持ちます。

こちらはZotye「Meet5」。
それとなく「CX-4」に寄せていて、ドアアンダーパネルのメッキを追加することでちょっとした高級感を演出。
ちなみにサイズ感としては、マツダ「CX-4」が全長4,633mm×全幅1,840mm×全高1,535mm、ホイールベースは2,700mm。
Zotye「Meet5」は、全長4,680mm×全幅1,868mm×全高1,625mm、ホイールベースは2,720mmと全体的にやや大きめですね。

今更ながらですが、この「Meet5」は、厳密にはZotyeから販売されるのではなく、Zotyeの姉妹ブランドであるTraumが販売。Traumはドイツ語で「夢」を意味しますが、色んな意味で夢で終わらせた方が良いモデルだと思うのですが…。
何れも、ZhejiangのTieniu Groupから資金の提供を受けるメーカとなりますが、果たしてこの個体は実現して良いのか、夢で終わらせた方が良いのか…。

インテリアはまだまだ開発段階ですが、センターのタッチスクリーンとデジタルインストルメントクラスターを確認することができます。
インテリアデザインについては、オリジナル感があり、11個のスピーカー(Onlymicエンターテイメントシステム搭載)を設けるなど、それなりに豪華な設定となりそうです。

気になるパワートレインですが、排気量1.5L 三菱製直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力150hp、最大トルク215Nmを発揮。トランスミッションは5速MTとCVTの2種類をラインナップします。
なお、このモデルは、来週より開催予定の北京モーターショー2018にて出展されますが、マツダと何やら一悶着ありそうな予感がしますね。

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Reference:CarNewsChina.com