トヨタ・新型「スープラ」には、BMW製エンジンを供給へ。各国でのエンジン出力も大きく異なる模様

2020-05-26

トヨタとBMWが共同開発によって生み出される最新2ドアスポーツモデル「スープラ」には、BMW製エンジンが供給されることが改めて明らかとなりました。
トヨタは自動車ニュースサイト・AutoRAIとのインタビューにて、同車研究開発担当副社長のGerald Killmanm氏のコメントから、「スープラ」は最新モデル「Z4ロードスター」と同じプラットフォームを共有化するだけでなく、BMW製エンジンを使用する、と説明しました。


ただ、これは「Z4」と全く同じエンジンを使用するわけではなく、「スープラ」にはハイブリッドパワートレインを搭載しない直列6気筒自然吸気エンジンを搭載する最高出力450hp以上発揮のハイスペックモデルである一方、「Z4ロードスター」は、直列4気筒や6気筒エンジンといった多くのエンジンラインナップが提供されると言われています。

しかも、BMW「Z4ロードスター」のスペックは国によって大きく変化するとのことで、例えば欧州市場であれば最高出力195hp、最大トルク320Nmを発揮し、北米市場では最高出力250hp(最大トルクは不明)を発揮する直列4気筒エンジンを搭載する予定に。
その一方で上位グレードの排気量3.0L 直列6気筒ツインターボエンジンモデルについては、欧州市場が330hp、北米市場が380hpと異なることになりそうです。

これら共同開発モデルは、今後のスケジュールとして10月のパリモーターショー2018にて出展予定となっており、更には2019年の上半期からオーストリアのグラーツにあるMagna Steyr工場にて生産予定となっています。

Reference:CARSCOOPS

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