航続可能距離は400km以上。BMWの電気自動車モデル「iX3」が北京MSにてワールドプレミア【動画有】

2020-05-26

昨日より開催中の北京モーターショー2018(別名:オートチャイナショー2018)にて、BMWの100%電気自動車モデル「iX3」がワールドプレミア。
このモデルは、BMWのクロスオーバーモデル(X3?)をベースに、「i Vision Dynamics」と同様のブルーのアクセントを加え、擬似的なキドニーグリルを設けた新たな外観となっています。


「iX3」のフロントフェイスからサイドスカート、リヤディフューザーにかけて多くのブルーアクセントが加えられ、車両自体はムーン仕上げのムーンストーンシルバーシェードを採用し、ホイールは空力効率を考慮して設計されています。

「iX3」はBMWの第5世代の電気駆動システムの恩恵を受け、最高出力270hpを発揮します。
バッテリパックは大型の70kWh以上を搭載し、WLTP(Worldwide harmonized Light Vehicle Test Procedure)サイクルに従うことにより、航続可能距離は400km以上を達成します。

充電については、最大150kWの高速充電ステーションに接続し、高電圧バッテリを僅か30分にてフル充電が可能となっています。
ただ、「iX3」はコンセプトモデルとして登場しているため、実際に市販化するかは不明ですが、2020年には量産モデルとして登場することが期待されています。
なお、その1年後には同社主力EVモデルが登場する可能性が高く、そのモデルは高度な自律走行システムが導入され、航続可能距離700kmを達成すると言われています。

【BMW Concept iX3 video debut】

Reference:motor1.com

関連記事:航続可能距離は320km以上。BMWが北京MS開催直前にエレクトリックSUV「iX3」のティーザー映像を公開【動画有】(2018/4/22投稿)

今週末より開催される北京モーターショー2018にて、BMWのエレクトリックSUVモデル「iX3」のコンセプトモデルが登場すると同時に、ティーザー映像が突如として公開されました。
今回公開されているエレクトリックモデルの「iX3」は、第5世代の電動パワートレインを搭載し、航続可能距離に焦点を当てた最初のモデルとなります。

第5世代の電動パワートレインには、完全充電により航続可能距離を320km以上としていますが、充電時間やパワー等については一切明らかにしていません。
デザインについては、フロントエンドのキドニーグリルのみ確認することができますが、どことなく起亜「スティンガー」のグリルにも似ていて、ちょっと違和感はありますが、どのようなスタイリングとサイズ感、スペックを持って登場するのか非常に気になるところです。