左右非対称?!DSがアヴァンギャルドなEVコンセプトモデル「X E-Tense」を公開

2020-05-26

フランスの自動車メーカ・シトロエンのDSブランドより、何ともアヴァンギャルドなコンセプトモデル「X E-Tenseコンセプト」がアンヴェールされました。
この個体は、2035年に登場するであろう”左右非対称”の全く新しいスーパースポーツモデルで、片側には極端ともいえるオープンコクピットレース・スピードスタースタイルと呼ばれる特別なコクピットを準備し、さらに反対側には余裕を持たせた助手席を配置する、自律走行機能も充実した2シータモデルとなります。


パワートレインとしては、100%EVモデルとなるため、1対の電気モータによって駆動し、従来のシステム出力は540hpとなるも、リミット解除により最高出力1,360hpまで発揮することが可能となっています。
シャシーはカーボンファイバ製と非常に軽量で、同社のフォーミュラEレーシングチームによって開発されたサスペンションが装着されています。

なお、このモデルの販売計画については一切情報が記載されておらず、あくまでもコンセプトモデルのみとして公開されただけの可能性がありそう。
何とも独創的なデザインではありますが、いずれはこういった左右非対称なモデルが当たり前の時代にもなるかもしれなですね。

【Reveal DS X E-TENSE – Dreaming of 2035】

Reference:CARSCOOPS

関連記事:登場は2035年?!DSが将来を担うコンセプトモデル「X E-Tense」のティーザー映像を公開【動画有】(2018/4/16投稿)

PSAグループにて、ハッチバックやクロスオーバーモデル等の車両をラインナップするDSブランドが、近未来的なコンセプトモデル「X E-Tenseコンセプト」のティーザー映像を公開しました。
今回公開されているティーザー映像では、2ドア&ロングノーズを持つ「X E-Tenseコンセプト」と思わしき個体が登場し、DSが17年後(2035年)に市街地にてアモックを走らせるパフォーマンスEVとして登場することを約束したPR映像となっています。

まだまだ明確なデザインを確認することはできませんが、スポーティなデザインでありながら、DSヴァージンレーシングか来シーズンに開催されるフォーミュラEチャンピオンシップに登場予定の「E-Tense FE 19」の電動レーシングモデルをベースにしたデザインになる可能性がありそうです。

なお、今月末より開催予定の北京モーターショー2018においても、PSAグループが中国市場への大きな投資とDSから今回のコンセプトモデルのプロトタイプが登場することが期待されています。

【DS X E-TENSE】