インフィニティは「QX80」を除く全てのモデルを電気自動車へ。航続可能距離も少なくとも500kmに

2020-05-26

インフィニティは最近、100%電気自動車モデル専用のプラットフォームを作製する計画を発表しており、それに関連する追加情報を逐一明らかにしています。
Automotive Newsの情報によると、この電気自動車専用プラットフォームは、フラッグシップ「QX80」を除いた全てのラインナップモデルにて適用していくとのことで、その中で選定されたコンポーネント(汎用性の高いもの)については、日産と共有していくと説明しています。

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過去インフィニティが発表してきたプラットフォーム情報では、電動パワートレインとe-Powerシステムに対応可能なように設計されていて、特に後者においては電動モータやバッテリー、レンジエクステンダーといった要素が加味されると言われています。

インフィニティCEOのローランド・クルーガー氏は、具体的な準備はまだ進めていないものの、最高出力405psを発揮することが可能で、航続可能距離は少なくとも500km走行することが可能とのこと。
現行モデルとなる日産「リーフ」の航続可能距離が400kmとなるため、それよりも実用性を向上し、更に走行性能もアップするのは有り難い…ただし、価格は相当に跳ね上がると予想。

その他の情報については、e-Powerを搭載した2019年モデルの「QX50」については、可変圧縮比を特長とした排気量2.0L 直列4気筒VCターボエンジンを搭載し、最高出力271ps、最大トルク380Nmを発揮するモデルとして登場します。

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Reference:CARSCOOPS