第71回カンヌ国際映画祭にて、韓国・ジェネシス「エッセンティア・コンセプト」が登場

2020-05-26

先日開催された、第71回カンヌ国際映画祭2018にて、CRファッションブック・カンヌに、韓国のラグジュアリメーカ・ジェネシスのオールエレクトリックコンセプトモデル「エッセンティア・コンセプト」が登場しました。


この「エッセンティア・コンセプト」は、スポーティなGTカーとして登場し、静けさと明快さ、美しさを提供しつつ、高級スーパーカー特有となる軽量カーボン・モノコック、マルチモーター・パワートレイン、特注インテリアを飾るジェネシスの最初のバッテリー搭載型のコンセプトカーとなります。

「エッセンティア・コンセプト」では、顔認識機能やドア開閉用の指紋センサー、大規模なワイドスクリーンインフォテイメントディスプレイ、クリアボンネット、マクラーレン「720S」や「ラ・フェラーリ」にも採用しているディヘドラルドア、ブロンズホイールを装着しています。

パフォーマンスについては特に言及していないものの、最高時速は269km/h、航続可能距離は373kmと言われています。

今回登場している「エッセンティア・コンセプト」の仕上がりについて、CRファッションブックCEOのVladimir Restoin Roitfeld氏は「私たちの最初のCR Fashion Book Cannes Partyにて、ジェネシスと提携できることに喜んでいます。デザイン性やラグジュアリー性、そして魅力的な雰囲気は、まさにCRと同じものを共有している」と絶賛。

ジェネシス・ブランドのボスであるマンフレッド・フィッツジェラルド氏も、「CRファッションブックとこの特別な機会に迎えられることに非常に嬉しく思っています。将来のモビリティに関するビジョンを示すことのできる非常にエキサイティングなモデルとなります」と説明しています。

ただ、今のところ「エッセンティア・コンセプト」が量産化する予定は全くないとのことで、今回のニューヨークオートショー2018以降ではお蔵入りになる可能性も高そうです。

関連記事:韓国・ジェネシスが究極のGTコンセプト「エッセンティア(Essentia)」を発表。但し生産計画は無し(2018/3/29投稿)

Reference:CARSCOOPS