VW「ゴルフR」の首取ったる。プジョー「308」を310馬力までチューンしたカスタムモデルが登場

2020-05-26

ホットハッチ最強を目指す過激カスタム

ドイツの有名チューナでプジョーやシトロエン、DSといったPSAグループのスポーツモデルを得意とするクレメンス・モータースポーツが、フォルクスワーゲン「ゴルフR」や現代自動車「i30N」の対抗馬となるプジョー「308GTi」を過激カスタム。
今回クレメンス・モータースポーツが行ったカスタムには、3つのレベルのパワーアップグレードキットを提供されます。


まずレベル1は、「RCZ R」の排気量1.6Lターボエンジンをベースにエンジンコントロールユニット(ECU)を最適化することで、最高出力272ps→290ps/最大トルク330Nm→360Nmへと向上。

レベル2は、更にパワーを向上させるために最高出力303ps/最大トルク380Nmへと向上。
これを実現するためにはインタクーラーキットや迂回空気バルブ、高性能エアフィルターをフィッティングすることが重量となりますが、これらもクレメンス・モータースポーツ自身が開発したオリジナルパーツとなるため、保証付となります。

レベル3は過去FF最速と謳われた”あのモデル”と同じパワー

そして最もホットともいえるレベル3は、新たなエアフィルターにて吸気量を偏光し、70mmステンレススチールエキゾーストシステムの追加によって最高出力310ps/最大トルク400Nmへと飛躍的に向上させます。
なお、このパフォーマンス値はフォルクスワーゲン「ゴルフR」と同じなりますが、0-100km/hの加速時間は4.6秒にて到達するため、若干ながらカスタムした「308GTi」が上にとなります。

その他の点については、クレメンスが推奨するCC-Zeroと呼ばれるSchmidt Revolutionの8.5j×19インチ合金ホイール(20インチもオプションにて準備)、そして235/35の高性能サマータイヤを装着します。

前輪駆動(FF)ハッチバックモデルで強力なパワーを発揮するモデルといえば、上記2モデル以外にもホンダ「シビック・タイプR」も挙げられますが、こうした競合モデルたちと同等に立ち向かえるだけのスペックを持てる「308GTi」も相当に技術力を高めてきていることは確か。
今後更にクレイジーカスタムが施されるホットハッチモデルが誕生するかもしれませんが、「308GTi」はどこまで対抗できるか非常に見ものです。

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Reference:CARSCOOPS