マイアミブルーのポルシェ「911GT2RS」が約4,700万円にて販売中。ヴァイザッハパッケージ無しでこの価格は高め?

2020-05-26

爽やかな「911GT2RS」が販売中

フランスの中古車ディーラ・ジェームズ・エディションにて、ポルシェのハイパフォーマンスモデル「911GT2RS」が販売中。
「911GT2RS」といえば、ニュルブルクリンクにてランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」よりも速い市販車両最速の6分47.3秒をマークするも、先日「アヴェンタドールSVJ」によって6分44.97秒に塗り替えられたモデルとなります。


ヴァイザッハパッケージ無しでもイケてる一台

そんな「911GT2RS」は、世界限定1000台のみ販売され(既に完売)、新車販売価格は約3,600万円、ポルシェの特別なオプションとなるヴァイザッハパッケージやPCCBといったオプションを加味すると、総支払額は約4,400万円にまで跳ね上がってもおかしくないモデルですが、今回中古車市場にて販売されているモデルは、そのヴァイザッハ・パッケージを装着していないモデルとなります。

ちなみに、ヴァイザッハ・パッケージの詳細としては、軽量のカーボンファイバーやマグネシウムホイール、レース用シートベルト、エアロパーツ(フロントスプリッター/サイドスカート/リヤバンパー/マットブラック仕上げのリヤウィングアッパーライト)が備え付けられながらも約36kgも軽量化されているとのことで、従来の車体重量1,470kg→1,434kgへと軽量化されています。

フロントボンネットには、露出したカーボンファイバを使用し、ツインターボエンジンにダイレクトに冷却する大型エアダクトを装備しています。
足元を確認していくと、明るめのイエローブレーキキャリパが装着されていることからカーボンファイバセラミックブレーキを設定していることが確認できます。

インテリアも外観と統一

インテリアは、外装同様に特別仕上げのブルーのシートベルトやエア通気口、ブルートリムのダッシュボード、ブラックのレザーとアルカンターラ、カーボンファイバ、イエローのセンターストライプが加わったステアリングホイールを設定しています。
なお、これだけのオプションが備わった「911GT2RS」の中古販売価格は約4,700万円と中々に高額。
一時期価格高騰した「911R」に比べるとまだ易しい高騰レベルですが、それでもポルシェブランドの高さを改めて知ることのできる一台でもありますね。

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Reference:CARSCOOPS