マクラーレン・セナのリヤマフラは2種類存在。ナゼ3本だしと2本だしに分けられるのか?
「マクラーレン・セナ」には、2種類のマフラが存在
マクラーレンの最新アルティメットシリーズ「マクラーレン・セナ」。
先代「P1」とは異なる排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンのノンハイブリッドモデルで、最高出力800ps/最大トルク800Nmを発揮する究極モデルとなります。
そんな「マクラーレン・セナ」には、2つの異なるエキゾーストレイアウトがラインナップされています。
その理由には騒音規制が絡んでいる
これはMcLaren-mad Instagrammerである”Peloton25”の情報によると、その理由は非常に単純で、6月より改訂された自動車型式認証制度(現在はイギリスも含む)に適合するため。
エキゾーストサウンドの騒音を制限する規制がより一層厳しくなっていくといわれているなかで、ノンハイブリッドモデルの「マクラーレン・セナ」の3本だしモデルには、サイレンサを設けることでエンジン始動時や低速域・低速走行時には3本目のテールパイプを活用することでノイズを許容レベルまで低減しサウンドを分散させることが可能となります。
そして、高速走行時には、バッフル及びエキゾーストは上2本のパイプを通って送られ、下部のパイプは完全に閉鎖されるとのこと。
こういった3本出しモデルは「EU仕様」と呼ばれているみたいですね。
一方で、アメリカ等にて納車される2本だしエキゾーストパイプに関しては、3本だしに比べてどの程度デシベル値が異なるのかは不明ながらも、「非EU仕様」と謳われるだけあってバルブコントロールも無し。
低速域であろうと高速域であろうとノイズコントロールは行われず爆音全開で走行が可能となっています。
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Reference:Zero2Turbo