BMW「Z4」最後の初版ティーザースケッチ公開。このデザインだったら売れるのに…
世界初公開前に何故か初版スケッチ公開？
世界初公開まで残すところ1日となったトヨタと共同開発モデルとなるBMWの最新オープン2ドアクーペ「Z4」の最終ティーザー画像が公開されています。
今回公開されているティーザー画像は、量産モデルから少しかけ離れた初版ティーザースケッチで、BMWが当初発表した「Z4ロードスター・コンセプト」に非常に近いデザインとなっています。
ティーザー画像を細かく見ていくと、大型コーナーインテークやスカラップフードはそのままと言って良いほどコンセプトに非常によく似ていますが、こうしたデザインは今回の「Z4 M40i」には採用されていないのが残念なところ。
やはり量産モデルは色々と控え目に
ちなみに上の左側がコンセプトモデルの「Z4ロードスター」で、右側が量産モデルの「Z4 M40i」。
量産モデルでは、少なくともインテークやスカラップフードを大幅にダウントーンさせていて、フロントボンネットはフラット寄り、フロントヘッドライトはティーザースケッチに比べて奥行きを少し無くした落ち着いたデザインとなっています。
パワートレインは、複数ラインナップする予定で、ベースモデルとなる「sDrive20i／sDrive30i」の2種類では、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力180hp／250hpを発揮。
レンジトッピングの「M40i」では、排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、アメリカ向けでは最高出力382hp／欧州向けでは335hpを発揮します(欧州仕様のエンジン出力が低いのは、排出ガス規制に準じるため)。
そして、レンジトッピングモデルは、高性能ブレーキングシステムやアダプティブダンパー、スティッキータイヤを装備します。
インテリアについては、計器クラスターとその横には幅広いインフォテイメントディスプレイ装備。センターコンソールにはギアシフト、いくつかのドライブシステムを切り替えるボタン、そしてインフォテイメントシステムを制御するダイヤルを設けています。
BMW「Z4」は、オーストリアにあるMagna-Steyr工場にて製造されることが決定していて、生産スタートは2018年を予定しています。
噂によれば、レンジトッピングモデルはアメリカ価格にて約715万円からとなっていますが、欧州・日本価格は不明なままとなっています。
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Reference：motor1.com