1.5Lターボで210馬力発揮。BBRターボキット搭載のマツダ「ロードスター(MX-5)」をレビュー【動画有】

2020-05-26

パワーアップした「ロードスター」ってどうよ?

イギリスの有名チューナBBRが、マツダのオープンスポーツモデル「ロードスター/MX-5 Miata」専用パワーキットを販売していますが、早速このキットをインストールした個体にてAutocarがプレビューしています。

実は、当ブログでも何度かとり上げたBBRチューンの「ロードスター/MX-5 Miata」ですが、意外にもこのパワーアップキットに関する問い合わせが多く、入手方法や実際にインストールしてのインプレッション等、相当に注目しているユーザーが多いことがわかりました。
残念ながら、国内での販売は行われていないため、コチラの公式HPからアクセスし注文する必要がありますのでご参考までに。


エントリーモデルとは思えぬパワフルで滑らかな走りが特徴

BBRが開発したパワーキット「BBR GTi」は、「ロードスター/MX-5 Miata」のエントリーレベル(排気量1.5L)とレンジトッピングレベル(排気量2.0L)の4気筒ガソリンエンジンのいずれにも適用可能で、併せてエンジン出力も大幅に強化されます。

例えばエントリーレベルの排気量1.5L SKYACTIV-G直列4気筒エンジンをウインスクロールのTSX28-67Rターボチャージャーキットを搭載することで、最高出力213ps(+82ps)/最大トルク267Nm(+116Nm)まで向上し、エンジン回転数は3,000rpm~7,000rpmまでレンジアップすることで、203Nm以上のトルクを発揮できるようにトルク曲線を変更しています。
加えてエンジンには、加工が一切施されず、ボルトオンのみで対応可能なので、非常にナチュラルで不格好にならないところもBBRの魅力なのかもしれません(パッと見ではチューニングを施したかどうかわからないのに213ps発揮とか反則よね!)。

また、これによりドライバビリティとパフォーマンスがアップグレードすることで多くの恩恵を受けるとして、低い回転数でも応答性は非常に良く、それでいて加速性能は非常に滑らか(昔ながらのドッカンターボではないため、突き抜けが無い)であることから、レンジトッピングモデルの2.0L直4NAでも体感できないような高揚感と、よりスポーティな走りを体感することができる、とAutocarは説明しています。

パワーアップキットだけで終わらせないのがBBR。足回りも強化するぞ!

なお、今回Autocarが紹介したエントリーモデル専用のBBRパワーアップキットは、約62万円とそれなりに費用は発生しますが、根本となるシャシーを変更する必要はないとのこと(もちろん、最大36か月の保証付)。
そして、今回のパワーアップキットに加えて、BBRではスプリングやダンパー、高性能ブレンボブレーキ、17インチ合金ホイール、ミシュラン製パイロットスポーツカップタイヤを装着した特別キットも準備しているとのことです。

【BBR Mazda MX-5 2018 review | Turbo kit for 1.5 Miata driven | Autocar】

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Reference:CARSCOOPS