世界でたった1台しか存在しないフェラーリ「458チャレンジ」の公道仕様モデルが登場。以前に一度事故っていたことも発覚【動画有】

2020-05-26

かなり珍しいレーシングカーが公道を走る

世界でたった1台しか存在しない”公道仕様に改造された”フェラーリ「458チャレンジ」が登場。
フェラーリのコルセ・クリエンティ部門の主催で世界各国にて開催されるワンメイクレース「フェラーリ・チャレンジ」仕様の「458チャレンジ」が公道を走るというのは中々に稀な話ではありますが、やはりこうしてみるとそのオーラには圧倒されますね。


注目すべきはサイドウィンドウ

今回目撃されている「458チャレンジ」ですが、やはりパッと見で目に付くのがサイドウィンドウ。
本来レーシングモデルは、クラッシュなどが原因で車が横転したり、窓から手や頭が出てしまうと二次災害の恐れがあるため、そういった危険予防のために窓が開かないようになっています。
更にはパワーウィンドウ用のモータを省略することや、ウィンドウもガラスではなくアクリルにすることで軽量化につなげられ、レーシングカーにとっては非常にメリットの大きい装備と言えます。

実は最近事故していた模様

しかしながら、エアコンレスがほとんどのレーシングカーであれば、窓を締め切って公道を走ることはあまりにも酷なことですし、特に猛暑の下で走れば地獄のサウナ状態。これを防止するために、手動のスライドドアを設けているのですね。
日本でも公道仕様に改造されたフェラーリやランボルギーニは見たことが有りますが、確かに上のようにスライド式にカスタムしている車がほとんどだったりしますね。

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なお、「458チャレンジ」のパワートレインは、「458イタリア」と同様の排気量4.5L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力577ps/最大トルク540Nmを発揮しますが、ここから更にオーナーは約700psまで向上させているとのこと(オーナーによれば、「458チャレンジ」はパワーが無いらしい)。

ただこの個体、最近も目撃されていて、そのときは縁石を乗り上げる事故を起こしていましたね。
ナンバーも同じみたいですが、もしかしたら修理し直したのかもしれませんね。

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Reference:moto1.com