ロータス新CEOにジャガー・ランドローバーの幹部だったフィル・ポファム氏が就任。今後はラグジュアリー&ハイテクブランドへと進化?!

2020-05-26

ロータス新CEOは元ジャガー・ランドローバーの幹部

今年の6月、当時中国・Geely(吉利汽車ホールディングス)傘下のロータスCEOであったジーン・マーク・ゲールズ氏が「個人的な理由」で辞任。
その後、当時のGeely副社長兼最高技術責任者であったWuingfeng Feng氏が、ロータスの新CEOとして就任したばかりでしたが、今度はジャガー・ランドローバー幹部としての経験を持つフィル・ポファム氏がGeelyの特別任命により、ロータスの新CEOとして就任することが明らかになりました。


ヨットメーカーCEOとしての肩書も持っていた

フィル・ポファム氏は、ジャガー・ランドローバーに14年間勤務し、グローバルマーケティングディレクターを任されました後、4年間だけイギリスのヨットメーカーであるSunseekerのCEOを務めました。

今後、フィル・ポファム氏はロータス・カーズCEOとグループ・ロータスの商業業務担当シニアバイスプレジデントとして勤める予定ですが、グループ・ロータスCEOとしての肩書については、上記Wuingfeng Feng氏がそのまま引き継ぐ予定となっています。

今後フィル・ポファム氏は、ロータス・ビジネスの実質的な将来の成長を促進するチームに参加する一方で、ロータスをラグジュアリー且つハイテクなブランドへと導けるように情熱を注いでいく、と説明。
ライトウェイトスポーツモデルという印象の強いロータスが、今後は全く無縁とも思えた”ラグジュアリー”と”ハイテク”をキーワードとしたブランドへと進化させていくのは中々に思い切った発言ではありますが、前ジーン・マーク・ゲールズCEOが解任してからは全くその方向性が定まっていなかっただけに、どのように変化していくのか…ある意味興味深いブランドの一つになりそうです。

今後は、現行ラインナップモデル「エリーゼ/エキシージ/エヴォーラ」の他に、2種類のSUVモデルがラインナップ予定であり、ジャガーやベントレー、ロールスロイス、そしてアストンマーティンをライバルとしたプレミアムSUV市場へと参入する予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS