このカラーも中々にアリかも。サンセット・オレンジメタリックのBMW「M850i xDriveカブリオレ」が目撃に

2020-05-26

最新「8シリーズ・カブリオレ」が伝統あるオレンジカラーにて登場

以前、ブルーに近いほぼ偽装なしのBMW「8シリーズ・カブリオレ」が目撃されていましたが、今回はまたボディカラーの異なるサンセット・オレンジメタリックの「M850i xDriveカブリオレ」の開発車両が登場。
このカラーは、旧世代の「6シリーズ・カブリオレ」でも採用されている伝統的なボディカラーで、今回の「8シリーズ・カブリオレ」でも導入されることがほぼ濃厚と言われています。


フラッグシップモデルらしいラグジュアリーさをアピール

今回目撃されているモデルは、前回目撃されている車両同様にほとんどカモフラージュされていない量産デザインとなりますが、その攻撃的ともいえるフロントマスクには、これまでブラックアウトされることの多かったキドニーグリルが、フレームも含めて金属メッキ仕上げとなりスポーティさよりもラグジュアリーさを向上。
バンパー下周りもブラックアウトではなく、ボディカラーと同色素地にすることで、一体感とアグレッシブさがナチュラルに表現されています(個人的にはかなり好みなデザイン)。

このあたりは追加オプションとなるMパフォーマンスボディキットを装備することで、フロンエアインテーク周りがブラッシュメタル仕上げとなり、更にはメッシュグリルやディフューザー、リヤエキゾーストシステムもブラックに仕上げられることで、ラグジュアリーさとは一転してスポーティに変化すると思われます。

足元も抜かりの無い仕上がり

サイドから見るスタイリングもまた美しいの何の。
適度にローダウンされた足回りに加えて、大口径のブレーキディスクとポリッシュ仕上げのダブル5スポークタイプのアルミホイール、そしてサンセット・オレンジメタリックとの組み合わせはもはや反則レベル。
おまけにこれでオープンタイプとなるわけですから、ラグジュアリースポーツモデルと謳ってもおかしくない一台ですし、これで街中を走ったら注目されることは間違いないでしょうね。

リヤデザインはコンセプトデザインそのもの

リヤデザインもまぁ筋肉質で引き締まりのあるボディが印象的。
リヤディフューザーに内蔵のエキゾーストシステムによってスタイリッシュにまとめあげ、ダクト付のリヤバンパーで全体の引き締まりを強化し、まるでコンセプトデザインのようなリヤテールランプが圧倒的な存在感を放っていますね。これはかなり近寄りがたい…

エンジンラインナップは3種類

気になるパワートレインについては、排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジン(540ps/750Nm)を搭載した「M850i」がベースとなります。
但し、パフォーマンスはオープンモデルになることで車体重量が重くなることは必然なので、0-100km/hの加速時間はクーペモデルよりも遅めの4秒以下、xDriveにはトルクベクタリングと8速オートマチックが標準装備されます。

加えてもう一つラインナップされるであろうディーゼルモデルの「M850d」ですが、こちらは排気量3.0Lのクワッドディーゼルターボエンジンが搭載され、最高出力400hpを発揮すると予想。
そしてもう一つが「830i」で、こちらはすでに商標登録済み。排気量3.0Lユニットが搭載予定となっていますが、具体的なパフォーマンスについては明らかになっていないようです。

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Reference:autoevolution