トヨタが新型「スープラ」に引続き「セリカ/MR2」も復活させる?「スープラ」同様にまたもや他社と共同開発との噂も

2020-05-26

懐かしき「セリカ/MR2」が復活する?!

トヨタは現在、BMWとの共同開発にて新たな2ドアスポーツモデルとなる「スープラ」を販売する予定ですが、このモデルとは別に、トヨタが過去に販売したスポーツモデル「セリカ/MR2」も開発の視野に入れているとの情報が浮上しています。
(「セリカ/MR2」と言えば、2000年代半ばに生産が終了し、Carsalebaseのデータによれば、1985年の販売台数32,309台をピークに、生産稼働終了時には数千台レベルにまで落ち込んだことでも有名)

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トヨタとしても「セリカ/MR2」は復活させたい!

これは、Road and Track社のBob Sorokanich氏が明らかにしたもので、新型「スープラ」の開発に携わっているアシスタントチーフエンジニアの甲斐将行 氏によれば、「セリカとMR2を復活させたい。既にその話は進んでいる」とコメント。
甲斐 氏は、「これらのモデルは市場からの最大の需要を持っている」と説明していて、その始まりのモデルとして「スープラ」の名前が挙げられ、その次なるモデルに「セリカ/MR2」も密かに準備が進められているのだとか。

もちろん、設計・デザインコンセプト等は何も明確になっておらず、どういったところにターゲットを置くべきかも決められていないものの、ざっくりとした方向性としては「セリカは四輪駆動(AWD)のクーペモデルとし、MR2はミドシップエンジンレイアウト」というところは固めている模様。

「トヨタのスポーツモデル=共同開発」が定着?

なお、こうしたスポーツモデルについては、トヨタの主要モデル「プリウス/アクア」等と共有化できないコンポーネントが多く存在するため、生産性や設計開発の点では遅れが生じたり、コストの面でどうしても苦労してしまうのだとか。
そのため、今回の新型「スープラ/Z4」のようにBMWとの共同開発を行ったり、スバルとの共同開発モデル「86/BRZ」のように、アウトソーシングを上手く活用することで共有コンポーネントの拡大とコスト削減が実現できることを学び、「セリカ/MR2」でも他社との共同開発が行われるかも?との情報も浮上しています。

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Reference:CARSCOOPS