【アップデート】ランボルギーニ・ガヤルドをフォード・マスタングに改造した変態モデルTrctorriが競売に登場。見た目完璧マスタングだけどV10ミドシップの闘牛なんだぜ?
オークションにとんでもないマスタング?が登場
2019年1月に開催されたアメリカ・デトロイトモーターショー2019にて、スコッツデール・バレット・ジャクソンオークションにフォード・マスタング(Ford Mustang)…?的な謎の個体が出品されました。
実はこの個体、パッと見では2007年式のフォード・マスタングに見えますが、中身はランボルギーニ・ガヤルド(Lamborghini Gallardo)というとんでもない組合わせで(見た目ランボルギーニで中身がフォードなら何となくわらかんでもない)、その改造費用は総額7,900万円にも上るのだとか。
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スペックももちろんランボルギーニ・ガヤルドがベース
完全に「誰得?」と言わんばかりの改造モデルと思われるこの個体ですが、搭載されるエンジンはもちろんアウディ製の排気量5.0L V型10気筒自然吸気エンジンをミドシップに搭載し、トランスミッションは6速eギアを採用。
駆動方式はマスタングの象徴ともいえる後輪駆動(FR)ではなく四輪駆動(AWD)で、アンチロックブレーキとフロントリフターが標準装備されています。
走行距離は、約4,100kmと非常に少ないですが、この僅か4,000kmで相当エンジンに負荷をかけているのだとか(空ぶかしとかドラッグレース等)。
この個体の改造には、ポルシェ911ターボにも搭載のインジケータやスチールフェンダーフレア、ロッカーモールディングを含む様々なパーツを流用することでマスタングの外観を製作。
リヤデザインはについては、リヤテールランプが何故かランボルギーニ・ガヤルドという手抜き感。
この辺りのちょっとした”手抜き感”をアメ車風にしたかったのかもしれません。
インテリアはシンプルにランボルギーニ・ガヤルドのダッシュボードとセンターコンソール等をそのまま流用。
オプション装備のアルカンターラヘッドライナーやドアパネル、ライト付きシルバープレート等もしっかりと装備され高級感に加えてスポーティ感もしっかりと両立しています。
なお、この個体の名称はマスタング(Mustang)×ガヤルド(Gallardo)を組合わせたMustardo(マスタード?)かGallang(ガヤラング?)といった造語にするのかと思いきや、ランボルギーニの創設者であるフェルッチオ・ランボルギーニ氏が、当時トラクターを製造してことを意味するTracttoriに敬意を表した特別なネーミングになっているそうです。
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Reference:autoclassics