【レンダリング】こんなもんパガーニじゃない!もしもフロントエンジン搭載&FR&GT仕様の「ウアイラ」が登場したら?

2020-05-27

これをパガーニと呼んでも大丈夫?

約25年間、少量生産でミドシップワンオフモデルを製造し続けてきたパガーニ・オートモビリ(Pagani Automobili)は、将来的には100%ガソリンエンジンからハイブリッドへの切替えではなく、100%電気自動車へと切替えると説明したばかりですが、その前に何とも理解しがたいレンダリングが公開されています。

今回公開されたレンダリングは、ロシアデザイナーのイゴール・クラスノフ氏によって作成されたもので、ミドシップエンジン搭載モデル「ウアイラ」をベースに、フロントマウントエンジン、後輪駆動(FR)、ロングノーズ・ショートデッキのグランドツアラー(GT)スタイルという全く新しいデザインとなっています。
「ウアイラ」といえば、上記の通りミドシップエンジンで短いフロントノーズが印象的で、その比率を大きく逆転してしまったのが今回のレンダリングとなります。


やっぱパガーニと呼ぶには何かが違う…

何故このようなレンダリングを作成してしまったのかは不明ですが、少なくとも誰かがフロントエンジンを搭載したパガーニを見てみたい!という想いがあるからこそ描かれているのだと思うものの、ぶっちゃけパガーニとは全く別物のレプリカモデルに見えてしまってるのは気のせいでしょうか?

いや、凄く完成度は高いと思うんですよ。フロントオーバーハングなんてあるようで無いようなギリギリのところを攻めてますし、レトロチックなリヤテールランプや過激ともいえるセンター4本だしマフラ等、パガーニ感はそれなりにあると思います。
だけど、フロントマウントになった時点で非現実感が一気に欠けてしまったのが何とも残念。

ドア開閉もしっかりとガルウィング・ドアを採用していますが、「これじゃない」感がひしひしと伝わってくるんですよ。ってかタイヤの扁平率高くない?

インテリアはこんな感じ。
アンティークのような美しさを持つパガーニですが、こうしてみると室内空間もそれなりに確保されていて圧迫はそこまで無さそう。
ちなみに、気になるパワートレインは排気量6.0L AMG製V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力730psを発揮すると言われています。

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Reference:CARSCOOPS