アウディ「PB18 e-tron」が量産化決定!限定僅か50台のみで発売は今後2年以内、気になる価格は?

2020-05-27

遂に「PB18 e-tron」が市販化へ

昨年、ぺブルビーチ・コンコールソ・デレガンツァ2018にて世界初公開されたアウディの100%エレクトリックスーパーカー「PB18 e-tron」が、世界限定50台のみ市販化されることがわかりました。
Autoweekオランダとのインタビューにおいて、アウディのグローバルCEOであるBram Schot氏は「PB18 e-tron」を今後2年以内に販売することを明らかにしました。


スペックはコンセプトモデルがベース?

具体的な情報は提供していませんが、ペブルビーチにて公表したスペックに近いとのことで、3基の電気モータを搭載することで、システム出力671hp/最大トルク830Nmを発揮し、パフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が僅か2秒という、ハイパーカー顔負けのスペックを確保すると予想されます。

「PB18 e-tron」は、95kWhの容量を持つソリッドステートバッテリを搭載し、航続可能距離にして500kmを達成。しかも800Vの充電システムを利用すれば、ワイヤレス機能であっても僅か15分にてフル充電を可能とします。

”アノ”ユニークな機能は採用される?

そのほかの特徴的な機能としては、コンセプトモデルとして発表された「P18 e-tron」は、シートとステアリングホイールをデフォルトの中心から左右のいずれかに移動(スライド)することが可能になっていましたが、量産車ではこの機能が適用されるかどうかは一切不明。
っというか、そもそもこのシステムが道交法をクリアするかどうかもわかりませんし、3シータハイブリッドハイパーカーのマクラーレン「スピードテール」のシートレイアウトも、アメリカでは条件付きでなければ公道で走らせることができないようになっています。

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最後に最も気になるのが価格帯について。
これについては一切情報は無いものの、一部噂では3,000万円以上になると言われていますが、100%オールエレクトリックモデルで0-100km/hの加速時間が2秒というパフォーマンスであれば、3,000万円という価格帯はあまりにも破格と言っても良いほど。
恐らく競合はテスラ「ロードスターⅡ」だと思いますが、0-100km/hの加速時間が1.9秒で価格は約2,400万円という安さを考えると、同じ土俵に立とうとする妥当な価格設定ではないかと考えられます。

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Reference:TheSupercarBlog.com