フォード「マスタング・シェルビーGT500」が遂に世界初公開。700馬力以上を発揮する究極のマッスルカー【動画有】

2020-05-27

遂に「マスタング・シェルビーGT500」がワールドプレミア

1月14日より開催のアメリカ・デトロイトモーターショー2019にて、アメリカンマッスルカーの中でもずば抜けたパワーを持つフォード「マスタング・シェルビーGT500」が遂に世界初公開されました。
既にカタログ画像がリークしていたこともあってか、ある程度のスペックや装備内容は明らかになっていますが、今回のデトロイトモーターショー2019でも詳細スペックは明らかにされませんでしたが、一応最高出力700hp以上を発揮することがわかっています。


シェルビーとしては全く初めての7速DCTを採用

今回の最新モデルより、トランスミッションはマニュアルが完全に廃止され、新しいパドルシフト搭載の7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)をシェルビーモデルとしては初めて採用しました。
フォードのパフォーマンスヘッドエンジニアのCarl Widdman氏によれば、「私たちは、常に顧客が望むものに耳を傾けている」として、7速DCTも顧客が望む重要な要素であったと説明しています。

パワートレインとしては、排気量5.2L V型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力700hp以上を発揮しますが、詳細スペックは秋以降に明らかになります。
それ以外のパフォーマンス性においては、独立したサスペンションをGT500として初めて搭載し、フロントブレーキは大口径タイプの16.5インチをインストール、ゼロヨンのドラッグレースタイムは10秒をマークします。

また今回初めて採用された7速DCTは、サーキットや公道でも十分なパフォーマンスを発揮することが可能で、シフトチェンジは僅か0.1秒で行うため、マニュアルよりも圧倒的に速く加速することが可能になります。

足元については、GT500のためだけに特別に開発されたミシュラン製パイロット4Sタイヤを装着した20インチアルミホイール。
これについては、カーボンファイバ製ホイールとリヤウィング、そしてインテリアトリムをセットしたカーボンファイバトラックパックと呼ばれるオプションにて装備することが可能になっています。
そして足回りについては、リヤ370mmのディスクを備える4ピストンキャリパーとフロント420mmのディスクを備えるピストンキャリパー、そして高性能ブレンボ製ブレーキシステムをインストールします。

なお、発売時期については何も明らかにされていませんが、とりあえず秋以降になるまでも詳細は不明なままになっています。

【2020 Ford Mustang Shelby GT500 video debut】

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Reference:motor1.com