トヨタ・チーフエンジニア「新型スープラでニュルブルクリンク7分40秒以下はクリアできる!8分半とか楽勝やで」。ちなみに7分40秒台を記録したモデルは何がある?

2020-05-27

新型「スープラ」はニュルでのベスト記録が期待できる

1月14日より開催中のアメリカ・デトロイトモーターショー2019にて、トヨタが新たに発表した2ドアスポーツクーペ「スープラ」ですが、このモデルが全世界で圧倒的な需要があれば右ハンドル限定でMTがラインナップされる可能性が高くなる一方、それでも元々ラインナップされる8速ATでも十分にエキサイティングなドライビングが可能であるとのことから、ニュルブルクリンクでもかなりの高記録が期待できると言われています。


ポルシェやランボルギーニに対抗できるだけの走行性能を持つ新型「スープラ」

Road & Trackの情報によれば、新型「スープラ」のチーフエンジニアである多田哲哉 氏によると、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにて、周回7分40秒台でクリアできるだけの能力を持つとコメントしており、”実際に公式タイムを計測していない”ものの、最も長いストレートでは最高時速250km/hを余裕でオーバーできるだけのスペックを持つとのこと。
また、新型「スープラ」にてニュルブルクリンクでのタイムアタックを行う場合は”リミッター解除して挑戦する”と多田 氏は説明しており、仮にリミッター制御をかけていても7分40秒~50秒をクリアすることは厳しいものの、8分30秒以内にクリアすることは余裕過ぎると自信を示しています。

なお多田 氏は、新型「スープラ」の方が姉妹車であるBMW・新型「Z40 M40i」よりも軽量で乗り心地もカタいと述べており、どちらも共通の排気量3.0L BMW製直列6気筒ターボチャージャーエンジン(8速AT)を搭載しますが、「Z4」はニュルブルクリンクでの周回タイムは7分55秒を記録しているとSportAutoは報じているため、「スープラ」はこの記録をベンチマークとして記録に挑む予定となっています。

あと、これは補足事項ですが、ニュルブルクリンクにて7分40秒~を記録しているモデルは以下の通り。

No.1 ランボルギーニ「ムルシエラゴLP6402006」・・・7分40.00秒
No.2 メルセデスベンツ「SLRマクラーレン(2003)」・・・7分40.00秒
No.3 ポルシェ「911GT3(2009)」・・・7分40.00秒
No.4 シボレー「カマロZL-1(2011)」・・・7分41.27秒
No.5 ポルシェ「911GT3RS(2003)」・・・7分43.00秒
No.6 ホンダ「シビック・タイプR(2017)」・・・7分43.80秒
No.7 パガーニ「ゾンダC12S(2009)」・・・7分44.00秒
No.8 アウディ「R8 V10(2009)」・・・7分44.00秒
No.9 メルセデス「CLK 63ブラックシリーズ(2007)」・・・7分45.00秒

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Reference:CARSCOOPS