ポルシェ「マカン」を丸パクリした中国・Zotye「SR9」が遂にフェイスリフト。「マカン」から少し遠のくも面影は消えず

2020-05-27

批判だらけの中国メーカ・Zotyeの偽物「マカン」が遂にフェイスリフト

ポルシェを筆頭に、BMW「i3」やマツダ「CX-4」、ランドローバー「レンジローバー」等、様々なメーカのデザインを丸パクリし、全く持って自ブランドの個性的なデザインを持たない中国メーカ・Zotyeが、ポルシェ「マカン」に異常に酷似していると批判された「SR9」を遂にフェイスリフト。

今回Zotyeは、「SR9」のフロント・リヤデザインを変更するだけでなく、元々搭載されていた排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンから更にダウンサイジング化した排気量1.8L 直列4気筒の小型ターボエンジンへと変更しています。


もとのデザインがどれだけ酷かったかがよくわかる

ちなみにこちらがフェイスリフト前の「SR9」。
あまりにも目を疑う程にポルシェ「マカン」に酷似しており、ポルシェからも何度も警告したと説明していますが、それを完全無視して長期間に渡り市販化していたことも驚き。
今回のフェイスリフトを経て、元々採用されていた倒立台形グリルと呼ばれるデザインを取りやめ、グリル部に4本のクロームメッキバーをストリップさせたハニカムグリルに変更されています。

また、フェイスリフト前のモデルとの差別化を図るために、フロントフォグ部にはL字型のLEDデイタイムランニングライトを搭載することで、ポルシェ「マカン」からも遠のくデザインを取り入れていますが、それでもやっぱりその面影が消えることは無さそう。

変更後のリヤデザインはこんな感じ。
実はリヤテールランプは変更されておらず、ダミーダクト付となるリヤバンパーを設け、以前は両サイド2本だしのクワッドチップをインストールしていましたが、今回はデュアルクロームエキゾーストチップをインストールしていますね。

改めてパワートレインについては、以前まで採用されていた三菱製の排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを取りやめ、今後ZotyeはTongling Ruizhan製の排気量1.8L TN4A18T型と呼ばれる直列4気筒ターボチャージャーエンジンを採用していく模様。
最高出力やトランスミッションについては今のところ不明ですが、恐らくパワーよりも快適性を重視したモデルになるのでは?と言われています。

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Reference:CARSCOOPS