韓国・ジェネシスに高性能版「G70 N」が登場する?昨年は完全否定していたのに、今年になって登場する可能性を示唆する矛盾っぷり

2020-05-27

「G70 N」は本当に登場するのだろうか?

韓国の自動車メーカ・現代自動車のラグジュアリーブランドとなるジェネシスから、4ドアセダンモデル「G70」をベースとしたハイパフォーマンスモデル「G70 N」が登場する可能性が高いと言われています。

現代自動車のサブブランドでもあり、ハイパフォーマンス仕様を意味する”N”は、レクサスでいうところの「RC F/GS F/IS F」に該当するモデルとなりますが、昨年に同社研究開発責任者であるAlbert Biermann氏によって「G70 Nのラインナップは有り得ない。マジで無い無い、マジで無い」と完全否定していました。


どうやら高性能モデルは登場する方向で調整されているようだ

しかし、自動車ニュースサイトのRoad & Trackが現代自動車アメリカの商品企画担当副部長であるマイク・オブライエン氏とのインタビューにて、「G70 N」等のハイパフォーマンスモデルカーが今後のラインナップモデルに登場する可能性が高いということを示唆し、Albert Biermann氏の否定説を完全取り消ししたこを明らかにしました。

更にはこのモデルを市販化するには、”車が確実に耐えられるための熱管理が必要だ!”と既に懸念されている課題や問題点に直面していることも明らかにしているため、既に開発もある程度進行していることをちゃっかり報告している模様。
とりあえず意見がコロコロと変化する現代自動車とジェネシスの経営方針としては、やはりラグジュアリーブランドであっても高性能スポーツモデルの市販化は必須項目にあるようで、「G70 N」に限らずその他のモデルについても、間違いなく開発計画が進められていると考えられます。

ライバルはドイツ御三家だけでなくレクサスも?

「G70 N」を指し示す具体的なものは何も無いものの、競合モデルであるBMW「M3」やメルセデスベンツAMG「C63」、アウディ「RS3」に十分立ち向かえるだけのスペックと走行性能、そして品質については大きな自信を示している様子。

気になるスペックについては、「G80/G90」の排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンが搭載される可能性が高く、最高出力425ps以上/最大トルク551Nm以上を発揮することが期待されていますが、エンジンとパフォーマンスだけを見ていくと、明らかにレクサス「RC F/GS F」をライバル意識したかのようにも見えますね。

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Reference:CARSCOOPS