トヨタ「ヤリス(ヴィッツ)」とマツダ「デミオ(Mazda2)」がほぼ同じ兄弟車種?プラットフォーム共通で見た目も「デミオ」になるとの噂も
トヨタ「ヤリス(ヴィッツ)」は「デミオ」との兄弟車種になる?
先日、トヨタ「ヤリス・リフトバック(日本名:ヴィッツ)」の販売が終了する記事を紹介しましたが、このモデルの置き換えとしてハッチバックモデルが登場するかも?との噂が浮上しています。
これについて、トヨタ・スポークスマンのNancy Hubbell氏のコメントからも「ヤリス」のハッチバックモデルが2020年に発売されることを確認しており、更にはマツダのコンパクトハッチバックモデル「Mazda2(日本名:デミオ)」のリバージョンモデル、つまりはプラットフォームやスタイリング、更にはデザイン性までもがほぼ「Mazda2」と同じになり(つまりは兄弟車種)、唯一変化するのはエンブレムとバッジぐらいになる?という可能性があるとのこと。
もはやトヨタの技術はほぼ必要なし?
日本でいえば、先日スズキから発売された「スペーシア・ギア」のOEMモデルであるマツダ「フレアワゴン・タフスタイル」を発売するようなことになりますが、これについては未だ明確にはなっていないものの、それでもBMWのプラットフォームやエンジン、更には各種パーツ類まで供給された新型「スープラ」のようなモデルになるのかもしれません。
そうなれば、トヨタ自慢のTNGAプラットフォームはもちろんのこと、自社製パーツから他のメーカからの流用となり、設備投資や開発費用のコスト低減を目的としたアウトソーシング主体のメーカへと様変わりする恐れもあるかもしれません。
ある意味そういった販売方法も重要ではありますが、折角復活したばかりの新型「スープラ」の前評判も、こうしたところで躓いた経験も踏まえると、容易に他車技術やデザインをそのまま流用するのも個人的には”いかがなものか?”と考えたりもしますし、「ヤリスはヤリス、デミオはデミオ」としっかりとそれぞれの個性を持たせたモデルにすることが重要なのでは?と思ったりします。
なおパワートレインについては、「ヤリス・リフトバック」からの引継ぎとして排気量1.5L 直列4気筒エンジンを搭載することが考えられ、最高出力107ps/最大トルク139Nmを発揮し、トランスミッションも新しい6速MTもしくは6速ATのいずれかがラインナップすることが期待されています。
ちなみにこのモデルは、2020年の4月17日にするニューヨークオートショー2020にてデビューする予定となっています。
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Reference:CARSCOOPS