Siemoneit Racingがセアト「レオンST Cupra」を過激チューン。500馬力以上発揮で、BMW「M2コンペティション」を猛追か?

2020-05-27

名門チューナが「レオンSTクプラ」を過激にチューン

スペインの自動車メーカ・セアトの中でもハイパフォーマンス・ハッチバックモデルとなる「レオンSTクプラ(Leon ST Cupra)」ですが、このモデルを早くも過激チューニングするチューナが登場。
今回このモデルを担当したのは、Siemoneit Racingと呼ばれる名門チューナーで、車両本体価格が約500万円の「レオンSTクプラ」に対して、更に追加のチューニング料金 約308万円にて他社ハイパフォーマンスモデルを圧倒できるだけのスペックを持つができるとのこと。


スペックにおいてはBMW「M2コンペティション」を圧倒する500馬力超え

具体的には、この個体に搭載される排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンはそのままに、大流量のエアインテークやプレッシャーパイプキット、大型ターボ、最新のインタークーラーを搭載することで、最高出力300ps→521ps/最大トルク380Nm→620Nmへと大幅に向上させるとのこと。
これは、競合モデルとなるBMW「M2コンペティション」の最高出力410ps/最大トルク550Nmを圧倒するスペックとなります。

パフォーマンス面においては、0-100km/hの加速時間が3.4秒、100-200km/hは6.8秒、そして最高時速は280km/hにまで到達するというスーパースポーツレベルに進化。
トランスミッションにおいては、7速DCTが強化されて、更には足回りのKWサスペンションとアウディ「RS3」に搭載される370mmの大口径ブレーキディスクを採用します。

控え目チューンを希望するユーザーには…?

もちろん、上記ほどのパワーチューンまでは必要としないものの、「少しだけパワーが欲しいんですけど…」という方には、約193万円のチューニングキットによって最高出力300ps→450psにまで調整することも可能です。

最後に足元については、19インチの鍛造アルミホイールとミシュラン製パイロットスポーツカップ2タイヤを装着することでグリップ走行性能を大きく向上させます。

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Reference:CARSCOOPS