三菱色ハンパない…「エクスパンダー」の日産向け新型OEMモデル「リヴィナ(LIVINA)」が世界初公開

2020-05-27

日産がある意味とんでもないモデル「リヴィナ」を発表

日産は、インドネシア市場向けに開発が進められた三菱「エクスパンダー」のOEMモデル「リヴィナ(LIVINA)」を世界初公開しました。
既に2017年より、インドやインドネシアにおいては三菱「エクスパンダー」が導入されていましたが、トヨタ「アバンザ」やダイハツ「セニア」、ホンダ「モビリオ」、そしてスズキ「エルティ」といった競合モデルに打ち勝つための一台として、今回新たな試みとして「エクスパンダー」ベースの高品質モデルを導入することになります。


「リヴィナ」のデザインはもはや「エクスパンダー」そのもの?

新型「リヴィナ」は、全長4,510mm×全幅1,750mm×全高1,695mmとミドルサイズSUVに分類されるサイズ感を持ち、パワートレインは排気量1.5L 三菱製4A91直列4気筒自然吸気ガソリンエンジン(最高出力104ps/6,000rpm、最大トルク141Nm/4,000rpm)を搭載し、トランスミッションは5速MTもしくは4速ATのいずれかから選択が可能となっています。

ただ、今回の新型「リヴィナ」は、フロントグリルは日産のシンボルデザインであるVモーションラジエータグリルを採用していますが、フロント上部のブーメランラインと呼ばれるデイタイムランニングライトやその下にあるフロントヘッドライト、更にその下にあるフロントフォグランプのデザインを見る限り、かなり三菱色強めの一台(…というかほぼ「エクスパンダー」寄り?)であることがわかります。

足元も確認していくと、16インチのツートンカラー仕上げにメカニカル加工を加えたアルミホイールを装着することで質感を向上。

リヤデザインを見ていくと、L字型テールランプと高級感のあるグラフィックスを採用しています。

インテリアはこんな感じ。
「エクスパンダー」では、ベージュカラーのシートが標準装備されていましが、「リヴィナ」ではブラックのシートを標準装備しています。
センターパネルには7インチのタッチスクリーンインフォテイメントシステムを採用し、これは日産独自の物となります。
また、三菱には採用されていないApple CarPlayとAndroid Autoも標準装備しているとのこと。

なお、新型「リヴィナ」は三菱「エクスパンダー」の約156万円よりも高額となる約162万円からの販売となります。

Reference:INDIAN_AUTOS_BLOG