マクラーレン「720Sスパイダー」を見てきた!他社のオープンモデルとは異なるスピードへの拘りと美しい色合いを画像と動画にて【動画有】

2020-05-27

~福井にドラッグレースの帝王が降臨~

本日5月19日(日)、毎年の恒例イベントとなっているクラシック&エキサイティングカーによるラリーイベント「TOYOTIRES NCCR 2019」に行ってきました。
昨年は滋賀県彦根市~福井県敦賀市(赤レンガ倉庫)のルートでしたが、今年のTOYO TIRES NCCR 2019は、彦根~若狭と若干の変更となりましたが、ギャラリー多数・スーパーカー/スポーツカー/クラシックカーも60台近く登場し、終始熱気に包まれたイベントでした。

今回は、当ブログでもドラッグレースの帝王でお馴染みマクラーレン「720S」をオープンタイプに仕上げた「720Sスパイダー」をご紹介。
その美しいスタイリングとボディカラー、表には見えないマクラーレンの隠れた努力と技術をご紹介していきたいと思います。

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~「720Sスパイダー」には隠れた技術がふんだんに盛り込まれている~

早速「720Sスパイダー」をインプレッションしていきましょう。
今回登場した個体は、マクラーレンのTrack25計画にて2番目に登場した一台であり、且つスーパーシリーズの中でもトップクラスのパフォーマンスを持つ一台。

スパイダーモデルということで、クーペに比べて補強材を使用したりで車体重量が増加してしまい、直線のパフォーマンス性も低下するのではないか?と考えたりもしますが、マクラーレンは強固なカーボンファイバ製となるカーボンモノセルシャシーを採用しているため、そもそも補強材は不要。

したがって車体重量の増加もほとんど無ければ、パフォーマンスにおいてもクーペとほぼ変わらずなので、マクラーレン本来の持ち味である軽さと速さをしっかりと兼ね備えた理想的なスポーツユニットとなります。

~ボディカラーの色合いは今回の屋外イベントにピッタリだった~

外観を見ていくと、フロントデザインはクーペ同様の顔つきで、強烈ともいえるダクト付のフロントヘッドライト(ブラックの部分は全てカーボンファイバパーツ)を装備。
おまけにボディカラーはグラデーションブルーで、マクラーレンが当初発表した「720Sスパイダー」のイメージカラーと同じ?色合いとなっていますね。

ドアパネルには空力を考慮した特殊な溝があり、フロントから空気が入り込んでいくエアインテークの効果もあります。

もちろんフロントフェンダーにも空気が抜けるダクトがしっかりと装備。

足元には「720Sスパイダー」より新しく採用されたライトウェイト10スポーク鍛造アルミホイールにサテン・ダイアモンドカットフィニッシュ仕上げとなる豪華なオプション込。このホイールは非常にラグジュアリーな一面を持ちますが、最大限の軽量化が施された設計にもなっているとのこと。

トップルーフはハードトップタイプで、バブル形状を見事に表現。
おまけにルーフ部分は透明となっていますが、これは電気的に透明度を調整できる仕様にもなっているとのこと(マイバッハ等に見られる運転席と後席の間にあるパーティションも同様)。

リヤデザインはこんな感じ。
基本的にはクーペと変わらないリヤエンドのトンネルバックとなりますが、反対に言えばクーペとそこまで変わらない徹底した作りとなっています。

ドアはマクラーレンのシンボルとも言うべきディヘラルドドアを採用。
やはりドアが上に開くと、ギャラリーからも「うぉーすげー!ガルウィングやー!」と大きな歓声が。
スーパーカー=ドアが上に開くというイメージが強いだけに、そう考えるマクラーレンはドアの部分だけでもギャラリーの心を鷲掴みにできる夢のクルマなんだなぁと実感できます。

【20190519_マクラーレン新型「720Sスパイダー(McLaren 720S Spyder)」見てきた! TOYO TIRES NCCR 2019 福井県若狭町・年縞博物館】

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