【カスタム編】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型「N-WGN」に試乗しての感想を聞いてきた。意外にもノーマルとは違う乗り味?!デザインも考えるとカスタムが最も売れるかも?

2020-05-27

~想像以上に反響が大きかった試乗感想記事。今回は大注目の”カスタム”~

7月末頃よりフルモデルチェンジ版として発表・発売されるホンダの新型軽トールワゴン「N-WGN」。
既に当ブログでも、以下の関連記事の通り細かい情報(デザインや装備内容、オプション、グレード、ボディカラー等)をどこよりも明確にお伝えしてきましたが、今回も大好評のホンダディーラのセールスさんが試乗しての感想をご紹介していきたいと思います。

ノーマルモデルの試乗感想については、前回の記事にてご紹介しましたが、コレが思った以上の反響で「カスタムの試乗感想記事まだ?」という問い合わせを非常に多く頂きました。中々更新できず申し訳ございません・・・本業の方も何かとバタバタしていたので今回ようやく更新することができましたので、新型「N-WGN」を検討されている方は少しでも参考にしていただけたらと思います!

▽▼▽関連記事▽▼▽

ちなみに新型「N-WGN」は、上の画像にもある通り、既に開発車両も何度か目撃されています。
奥のモデルが”ノーマル”、手前のモデルが”カスタム(Cumtom)”であることも、ホンダセールスさんから教えて頂きましたので間違いないと思います。

セールスさんの社内向け試乗会において、既にノーマルとカスタムの両方を試乗済みで、今回は【カスタムモデルの試乗感想】をまとめていきたいと思いますが、カスタムの乗り心地や走行性能等、そしてノーマルとの違いについてもヒアリングすることができましたのでご紹介(セールスさんには心から感謝)。
※セールスさんの感想は、贔屓的なところもあり、ニュアンス的な部分も多く直観的なコメントがほとんどなので、内容によっては参考になる・ならないもあるので、そのあたりは予めご了承ください。

▽▼▽ノーマル編の試乗感想記事はコチラ!▽▼▽


~早速セールスさんの試乗感想をチェックしていこう~

外観インプレから車内乗り込みまで

まず、今回試乗したノーマルモデルは、自然吸気系(以下、NA)の”Lグレード”とターボ系(以下、ターボ)の”Lターボ”の2種類。
デザインとしては上の画像にもある通り、現行の「N-BOX(エヌ・ボックス)カスタム」のようなフロントヘッドライト9灯式(ロービーム6灯+ハイビーム3灯)となり、ウィンカーもフロントのみが流れるタイプのシーケンシャルウィンカーを採用しているとのこと(実際にウィンカーも流れていたようです)。

その他には、メッキ調のフロントグリルやエアロパーツが装着される等、よりアグレッシブで個性的な一台になっていて、「N-BOX」よりもさらにスポーティな印象を受けたとのことで、かなり試乗への期待値が高まるとのこと。

車内への乗り込みやシートの座り心地については、ノーマルモデルと何も変わらないようですが、全高が若干低いからなのか、ノーマルよりも視界は少し低めに見えたそうです。そのため、軽トールワゴンという感覚よりも、ハッチバックに近い印象を受けたのが正直なところ。

更に試乗への期待値が高まる中、シート調整とサイドミラー、インナーミラー調整後、強くブレーキを踏み込んでエンジンスタート。エンジンの始動音や振動はノーマルと変わりなし。
微かにエンジン音が聞こえるぐらいで、現行「N-BOX」とは比較にならないほどの遮音性を高めているとこと。
また、シートも現行よりも分厚めに作られていることもあって、エンジンの振動がシートに伝わることなく快適に座ることができているようです(NAとターボ共通)。

新型「N-WGN」の”とある”追加機能の標準化は間違いなく良いことだらけ

新型「N-WGN」では、「電子制御パーキングブレーキ」と「オートブレーキホールド(ホンダ軽としては初)」が標準装備されているとのことで、サイドブレーキ等は無く、そのままシフトノブを”D”レンジに入れれば、パーキングが解除されてクリープ走行が可能となります。

この辺りの装備内容は三菱「eKクロス(eK X)」と同様ですが、軽自動車にこういった装備が標準的に採用されるのは非常に嬉しいとのことで、近年サイドブレーキをかけたまま走行するユーザーも多く、それがきっかけでトラブルの原因にもなるとのことなので、未然にトラブルや事故の原因を防ぐ意味でも重要だと感じたようです。

カスタムの加速はノーマルと変わらず?

さて、早速試乗へと移るわけですが、今回もノーマルと同様にサーキットをメインに直線での加速やコーナリングへの突っ込み、足周りの良し悪しを体感する試乗内容となっています。

まず加速についてですが、停車状態からの加速はNAよりももちろんターボの方がスムーズで加速の立ち上がりも非常に高いものの、現行モデルのカスタムに比べると、常に低い回転数を維持した状態で速度が上がっていくため、室内に伝わるアノ軽自動車特有の高い回転数とサウンド(騒音?)が抑えられ(遮音性も向上していますし)感覚的にストレスなく加速できるのが非常に良かったとのことでした。

もちろん、加速性能としてはターボの方が上なのですが、いずれも低い回転数を維持しながら伸びのある走りを見せるため、説明が無ければNAなのかターボなのかははっきりとはわからないとのこと(あくまでも最初の加速時の話)。

コーナリングはカスタムの方が有利か

続いてのコーナリングや走行性能においては、ここもノーマルとあまり変わらずで、軽トールワゴンの弱点でもある背の高さを見事にカバーする足回りを提供しているとのこと。

ただ、コーナーから抜けて直線へと移る時の車体の安定感は圧倒的にカスタムの方が上とのことで、なぜこれだけの差が出てくるのかわからないとのことでした。

たまたまコーナーの抜け方が良かったのかはわかりませんが、全ての際どいコーナーを脱出後は、カスタムの方が安定していると強く説明していたので、もしかしたらノーマルに比べてボディの形状と空力、そしてダウンフォースといった細々した組合わせが見事に合致していたのかもしれませんね。

~結局どうなの?新型「N-WGNカスタム」?~

トータルしてみると、やはり全体的な評価は現行「N-WGN/N-BOX」に比べて走りや室内空間も向上していて、おまけにカスタムでは高い走行性能を発揮する隠れた力があることも確認できたため、かなり期待のできる一台ではないかとのことでした。
そう考えると、ノーマルよりもカスタムの方が魅力的にも感じますが、価格帯としてはカスタムの方が絶対的に上になるため、一体どれだけ価格アップするのかが一番気になるところ。

とりあえず、ノーマルと同様にデザインや装備内容、メーカオプション・価格帯のバランスがマッチできるか、顧客の定めた予算に見事ヒットするかどうかがこれからの注目のポイントだと思うので、この辺りは少しでも情報が明らかになり次第、随時更新していきたいと思います。

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