【ピークトルクは驚異の576Nm?!】BMW・新型「Z4 M40i」をシャシダイに載せた結果→公称値よりも強力なパワーとトルクを持つことが判明【動画有】

2020-05-27

~「GRスープラ」がシャシダイ載せるなら「Z4 M40i」も載せなきゃダメでしょ!~

以前、トヨタとBMWの共同開発モデルとなる新型2ドアスポーツクーペ「GRスープラ」が、カタログスペック(公称値)においては排気量3.0L BMW製直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載しながらも、最高出力335hp/最大トルク494Nmよりも若干高い最高出力339hp(+4hp)/最大トルク579Nm(+85Nm)を発揮するという記事をご紹介しましたが、今回はもう一つ共同開発モデル・BMW新型「Z4 M40i」をシャシダイに載せてスペック確認を実施。

アメリカ・フロリダにて行われた今回のシャシダイ評価ですが、評価対象となるのは新型「Z4」の最上位グレードとなる”M40i”で、カタログスペックとしては、排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力382hp/最大トルク500Nmを発揮します(スペックはアメリカ仕様)。

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~実際に馬力とトルクを計測してみると…?~

今回、3回のパワーラン評価を行った結果、2回目にして最高出力373hp/最大トルク540Nmを記録し、最終的なピークトルクは576Nmであることが確認されました。

もちろん、エンジン以外にて装備されるトランスミッション等の細かいパーツ類も装着した場合のエンジンパワーがどれだけ失われるかについての正確な数値は不明。
それでも約10%の低下が考えられるとするならば、エンジン単体では約410hpまで発揮することを意味しているため、かなりハイパワーな一台であることがわかりますね(ちなみにメーカが示すエンジン出力というのはあくまでもエンジン単体のみなので、その他のパーツ類を組合わせてのパワーチェックではない)。

元々BMWのエンジンについては、公称値として表している最高出力を”最低保証値”としているケースが多く、実際にシャシダイに載せて計測すると、その公称値よりも高いことがほとんどだそう。

以前、新型「GRスープラ」も公称値より高いパワーとトルクを得ていましたが、案の定「Z4 M40i」も公称値を超えてきましたね。
BMWとしても共同開発モデルといえど「GRスープラ」にだけは絶対に負けたくないという強い想いあるのだと思います。

【2020 Z4 M40i Dyno】

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Reference:CARSCOOPS