台湾にてトヨタ・新型「グランビア(日本名:グランドハイエース)」の開発車両が2台も登場!圧倒的な存在感、日本仕様と比較すると何が異なる?

2020-05-27

~遂に台湾でも新型「グランビア」の開発車両が登場!~

台湾トヨタより先行にて発表され、10月には日本市場でも発売されることが決定したトヨタの高級商用ミニバン・新型「グランビア(日本名:グランドハイエース)」。
既に日本においても、首都高や新東名高速にて開発車両の姿が目撃されていましたが、今度は台湾にて開発車両2台が目撃されています。

今回目撃されている個体を確認していくと、いずれの個体もブラックのボディカラーにて身を纏い、足元のホイールも全く同じデザインとなるマルチスポークの17~18インチアルミホイールを装着。

そしてフロントエンドについては、新型「アルファード/ヴェルファイア」とは異なるシルバーメッキ調をかなり抑えた上品な仕上がりとなっており、フロングリルは日産を少し意識したかのようなVモーショングリル風で、”TOYOTA”エンブレムを跨ぐような水平基調のスラットバーの下に3本の細いシルバーメッキのバーを配置しています。

フロントグリルの真下には、両サイドのフロントフォグランプを直結するようなシルバーの細いメッキアクセントが加味され、全体的に適度なシルバーを加飾した絶妙なバランスに仕上がっていますね(フロントロア部に仮ナンバーが装着されていますが、この辺りは日本仕様と同じところになっていますね)。

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~日本仕様の新型「グランドハイエース」と比較してみると?~

そしてこちらが、先日首都高にて目撃された新型「グランドハイエース」の開発車両。
迷彩のカモフラージュラッピングによる偽装は一切なく、高級ミニバンらしく堂々と走行している姿が非常に印象に残っています。

ちなみに、台湾にて目撃されている新型「グランビア」(開発車両)と比較してみると、ボディカラーは違えどメッキ加飾のポイントやフロントヘッドライトデザイン、サイドミラーキャップのメッキ仕上げ等、全てにおいて日本仕様との違いは全く無いように思えますね。

もちろん、現段階では車内のスパイショットは無いため比較は行っていませんし、それぞれグレードラインナップや装備内容、シートレイアウト、メーカオプション等細かいところでの違いはあるかと思いますが、外観に関しては日本に限らず台湾を始めとするアジア地域においては十分に通用する高級感とデザイン性を持つ一台であることが伺えます。

あと気になるのはその価格帯ですが、残念ながら日本市場での価格帯は不明ではあるものの、台湾仕様での価格帯に近くなるのではないかとい予想されています。

なお台湾仕様でのグレードとしては、大きく6人乗り用と9人乗り用の2種類がラインナップされます。
グレード別の価格帯は以下の通り。

【新型「グランビア」グレード別価格帯一覧】
6人乗り豪華:約615万円(174.9萬元)
6人乗り旗鑑:約657万円(186.9萬元)
9人乗り豪華:約619万円(175.9萬元)
9人乗り頂級:約636万円(180.9萬元)
9人乗り旗艦:約661万円(187.9萬元)

「ハイエース」の高級版でありながらも、価格帯として約615万円~661万円というのは中々にリーズナブル。
元々装備されている安全装備はもちろんのこと、標準装備されているものがほぼ同じということもあって価格帯の幅も非常に狭いのだと思いますが、ここからメーカオプション等を加えていくと750万円~800万円程になるのではないかと推測しています。

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