海外で話題のトヨタ・新型「グランビア(Granvia)」が日本でも販売へ!発売時期は2019年10月、名称は「(仮)グランド・ハイエース」で復活へ

2020-05-27

~あの新型「グランビア」が日本にも導入決定!~

トヨタ台湾が5月末に突如として発表したオーストラリア市場での年内販売を目指す最新ミニバン「グランビア(Granvia)」。
海外富裕層に向けた高級ミニバンとして、更なる強化を図ることを目的とした一台となりますが、どうやらこのモデルが日本市場においても販売されることが明らかとなりました。


~日本では「グランド・ハイエース」として復活する模様~

既に日本市場においては、「ハイエース・レジアス」や「アルファード/ヴェルファイア」といったミニバンがラインナップされていますが、これらの中間位置となるリーズナブルな高級ミニバンとして新たにラインナップされる可能性が高そうです。

また名称においても、海外では「グランビア」と名付けられていますが、日本市場においては「(仮)グランド・ハイエース」として登場する予定となっています。

「グランド・ハイエース」は、1999年~2002年に当時の「グランビア」のマイナーチェンジモデルと同時に発売された姉妹車でした。
販売チャネルはトヨペット店となりますが、今回の新型「グランド・ハイエース」も同じトヨペット店より販売されることとなります。

~エンジンは定番の排気量2.8Lディーゼルエンジン~

気になるパワートレインについてですが、「レジアス・エース」にも採用されている1GD-FTV型の排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載されると考えられ、最高出力177hp/最大トルク450Nmを発揮するとのことで、多人数乗用車での市街地走行や山道での軽快な加速とトルクを提供できるハイパフォーマンスなエンジンとなるようです。

なお、ディーゼルエンジンにてよく見られる排ガスについてですが、2019年2月に発表された三菱・新型「デリカD:5」ではアドブルー(尿素)を充填することで排ガスを抑えるといった技術が採用されるも、維持費や手間の面であまり評判はよくありませんでした。
しかし、新型「グランド・ハイエース」ではアドブルーレスになるということで、尿素の充填作業はもちろんのこと、ランニングコストも大きく抑えることのできるお財布にも優しい一台になるとのこと。

トランスミッションについても、安定のアイシン製6速オートマチックトランスミッション(マニュアルモード付)を採用し、トルクフルなディーゼルターボエンジンとの相性も抜群。
その他、最小回転半径は5.5mと非常に小回りが利き、何と「エスティマ」の5.7m~5.9mよりもクイックな操作が可能となるため、駐車スペースでの取り扱い性もかなり高そうですね。

~新型「グランド・ハイエース」の気になる価格帯は?~

気になる価格帯についてですが、以下の台湾現地のグレード別価格帯に近いものになると推測されていますが、もう少し安い500万円台から購入できるのではないかと思われます。
但し、グレードは必ずしも以下の通りになるとは限りません。

【新型「グランビア」グレード別価格帯一覧】
6人乗り豪華:約615万円(174.9萬元)
6人乗り旗鑑:約657万円(186.9萬元)
9人乗り豪華:約619万円(175.9萬元)
9人乗り頂級:約636万円(180.9萬元)
9人乗り旗艦:約661万円(187.9萬元)

こちらについては、恐らく夏ごろよりスタッフマニュアル等が準備されると思うので、近々ディーラにて情報収集してみたいと思います。

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