【世界限定15台のみ】グッドウッドにて登場したパガーニ「ゾンダR(Zonda R)」がまさかの接触でカーボンカナードが外れる事故に。ちなみにカナード1個で約100万円【動画有】
~希少な「ゾンダR」がまさかのクラッシュ~
7月初旬に開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019(Good Wood Festiva Of Speed 2019)にて、世界限定15台のみ製造された究極のレーシングモデル・パガーニ「ゾンダR(Pagani Zonda R)」がまさかのクラッシュ。
「ゾンダR」といえば、あの小室哲也 氏が所有していたことで有名なメルセデスベンツ開発の「CLK-GTR」のユニットをベースにした排気量6.0L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力750hpを発揮。
加えてパーツの90%が新開発であり、最大限の軽量化を施した設計となっていて、更には「ゾンダ・シリーズ」としては初となるパドルシフトの搭載や、カーボンチタニウムシャシーを初めて用いた点から、「ウアイラ・プロトタイプ」という形で登場した先進的なレーシングモデルとなっています。
そんな「ゾンダR」の価格は明確になっていないものの、現在では3億円以上の価値を持つと言われていて、更には同車が事故したという情報は今まで聞いたことが無かったので、今回のクラッシュというのは相当にインパクトが大きかったのではないかと思います。
~一体どのような事故だったのか?~
ちなみにどんな事故だったのかというと、数多くのスーパーカー達が360°ターンするエリアのところで、「ゾンダR」が大回りでUターンしようとしたところ…
乗り慣れていなかったのか、(旋回性を認識しておらず)目測を誤ってしまったのかは不明ですが、藁素材のガードレールに突っ込んでしまったのは非常に災難でしたね。
ちなみに、上の赤丸の通りカーボンファイバ製フロントカナードが外れてしまっていますが、このカナード1つだけで約100万円とのことで、計6つ装着されていることから600万円もする超高額パーツとなります。
藁に接触しただけでこんな感じでカナードが外れるだけでなく、フロントフェンダー付近も傷だらけに。
恐らく修復では不可能と思われ、パーツを一式交換することになりそうですね。
【Pagani Zonda R CRASHED On The Most Strange Way EVER!】