【驚異の2,000馬力】ロータス最強のEVハイパーカー「Evija(エヴァイア)」が遂に世界初公開!限定130台のみ、価格は約1.8億円から

2020-05-27

~遂にロータス最強のEVハイパーカーがアンヴェール!~

以前より定期的にティーザー画像等が公開されてきたイギリスのライトウェイトスポーツカーメーカであるロータスより、遂に最新EVハイパーカー「エヴァイア(Lotus Evija)」が世界初公開されました。
今回発表された個体は、親会社である中国・吉利汽車(Geely)となって初の新製品であり、2020年より世界限定130台のみ生産開始する予定となっています。


~まさかの2,000馬力を発生する究極のEVモデル~

早速新型ハイパーカー「エヴァイア」について確認していくと、こんかいのモデルはEVパワートレインということで1基あたり500ps発揮する電気モータが4基搭載されることで、システム総出力は2,000psを発揮するとんでもないパワーを持ちます。
競合モデルとされていたピニンファリーナ「バッティスタ」でも、最高出力1,900hpを発揮するため、ロータスはこの辺りをベンチマークとしてパワー調整を行ってきたのではないかと推測されます。

また、リヤミドシップには2,000kWのリチウムイオンバッテリパックが搭載され、これによる直線のパフォーマンス性については、0-100km/hの加速時間が3秒以内、0-200km/hの加速時間は6秒程、0-300km/hの加速時間は9秒以内、そして最高時速は約322km/hと数多くのハイパフォーマンスな内燃機関モデルよりも圧倒的な加速力を得ることができます。

また外観においては、フロントヘッドライトにレーザーを採用する量産車初の個体となり、更にはドアミラーやドアハンドルも存在しない先進的なモデルとなっています。

パワー以外においても、やはりライトウェイトスポーツカーメーカということもあって、車体重量も比較的軽量級。
ロータスとしては初となる、シングルピースのカーボンファイバ製モノコックシャシーを採用し、その車体重量は約1,680kgに抑えられています。

外観においては、フロントからサイド、リヤにかけてあらゆるところにインテークやダクトが設けられ、アクティブなリヤスポイラーを備える滑らかなエアロ形状等もあって走行時の空力性能を向上。

~単純にパワーがあるだけでなく、環境や周りの状況に併せた走りを提供~

また走行性能においても、「レンジ/シティ/ツアー/スポーツ/トラック」の5種類と、その状況に応じて走行性能を設定することが可能になるため、環境性能を考慮するだけでなく、周りの状況にも配慮したクリーンな一台となります。

ドアはマクラーレンにも採用されるバタフライ・ドアを採用していますね。
若干ブラバム「BT62」にも似ていますが、空力や走行性能を高める上ではこういったデザインや形状がスタンダードになってくるのかもしれません。

なお航続可能距離については、約400kmと意外にも実用的で、急速充電機能(800kW)を使用すれば約9分にてフル充電できるという中国仕様。

~インテリアは意外にもシンプル仕様?~

インテリアはこんな感じ。
レーシングカーを彷彿させるようなデザイン性を持ち、シートはマクラーレンに精通するような必要最低限の生地のみをシートフレームに採用している感じですね。

ちなみにデュアルゾーンエアコンシステムやApple CarPlay/Android Autoといったインフォテイメントシステム等も備えているため、この辺りの実用面は一般車と変わらないレベルだと思います。

メータ類も非常にシンプルで見やすいデザインとなっていますね。その周りはもちろんカーボンファイバ製。

気になるロータス「エヴァイア」の価格帯についてですが、まだ正式には決まっていないものの、目標は約1.8億円~約2.4億円とのこと。

☆★☆ロータス関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com