R35発売から12年、日産・次期「GT-R R36」はいつ発売するの?→とりあえず2027年まで登場しない模様

2022-08-22

結局いつになったらGT-R R36は発売されるの?

日産のハイパフォーマンススポーツモデルGT-R R35が、2007年に誕生してから12年が経過しようとしていますが、一体いつになったらフルモデルチェンジ版の新型GT-R R36が発売されるのか?これについて自動車ニュースサイトMotoringが新たな情報を公開しています。

同サイトの情報によると、次期R36はハイブリッドパワートレインを搭載する次世代プラットフォームを採用する可能性を秘めているとのことですが、これについてはまだまだ採用するかどうかには時間がかかるそうで、更に「GT-R」チーフプロダクトスペシャリストである田村宏志 氏も、「新型モデルの開発をどのように進めていくのか考えていく必要がある」と語るも、結果的に今現在の開発状況としては何も進歩していないままで、プロトタイプモデルや開発車両等の設計も施されていないとのこと。


まさかの2027年まではマイナーチェンジやアップデートで凌ぐとの情報が…

また新たな情報として、次期モデルの開発はまだ数年先になるとして、どんなに早くとも登場するのは2027年以降の可能性があると説明しています。

また田村 氏の説明によれば、「現行R35のプラットフォームは、マイナーチェンジやアップデートを施していけば20年間は世間に通ずるほどのパフォーマンスを持っている。それだけR35の完成度は高い」と主張していて、馬力アップを図った2017年モデルでは、ほぼ新しいボディシェイプへと変化しているとのことで、2009年モデルに比べるとその変化は著しく、走りの質感も変化していることから、こうした変化をあと数年は行っていくことを検討しているそうです。

ただ、これはあくまでも日産の開発陣が求めている理想であって、現実問題として顧客サイドは「いや…もうR35のアップデートとかいいから、早く次のモデル出してくれよ!」と思っている人も多いでしょうし、こういった開発の遅れやサボりが日産の利益率を大きく低下させた原因にもなっているので、今ある日産の志の低い体制を変えていくのであれば、上記のような使い回しで開発期間を延長せずに、もっと積極的に取り組む姿勢を見せていっても良いんじゃないかな?と思ったりもします。

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Reference:motor1.com, Motoring