トヨタが2020年開催の東京オリンピック2020にて使用するEVモデル「コンセプトi/eパレット」を発表。トヨタ車両を約3,700台準備し、その内90%がEV搭載モデルを採用へ

2022-06-29

~来年の東京オリンピック2020ではトヨタのEVコンセプトモデルを多く拝見することになりそうだ~

トヨタは、来年2020年に開催される東京オリンピック2020並びにパラリンピックにて使用される公式車両として、最も排出ガスの少ない車両を採用することを明らかに、アクセシブルピープルムーバー(APM)による特別な設計が施された最新EVモデル「コンセプトi(Concept-i)/eパレット(e-Palette)」の詳細をリリースしました。


~「eパレット」はパラリンピックで多いに活躍しそう~

まずはシャトルバスのスタイリングを持つ「eパレット」ですが、このモデルはレベル4の自動運転機能を備えたバッテリ駆動式の電気シャトル。

短距離でのスムーズな輸送をサポートするモデルで、停車時に縁石(歩道)とバスの間に隙間等を作らないような低床式の電動プラットフォームを採用しているそうで、車いすの乗客が簡単に移動できたり、つまづかないよう配慮が施されています。

オリンピック及びパラリンピック開催中は、多くの「eパレット」が使用されるとのことで、スタッフやアスリートを送迎するために大いに活用されることとなるでしょう。

~聖火リレーとマラソンでは大きな注目を浴びる「コンセプトi」~

 

続いては新型「コンセプトi」ですが、これは東京オリンピック2020用に改良が施されているそうで、オリンピック聖火リレーの操作車両及びマラソンの先頭車両用として使用される予定となっています。

自動運転レベル4を搭載し、AIを活用した「エージェントトーク」の機能が盛り込まれ、スムーズ且つ手をほとんど使わない非常に便利な個体として使用されることでしょう。

なお、トヨタが提供する3,700台の車両の内、約2,700台がオリンピック大会中に会場間の移動用サポート車両として提供されることになっており、更には「MIRAI(ミライ)/プリウスPHV」といったFCV(水素燃料)やPHV(プラグインハイブリッド)モデルも数多く提供され、約90%がEV搭載モデルということで、環境に優しいモデルであることをPRするトヨタにとっては絶好の場になるのではないかと思いますね。

☆★☆トヨタ&レクサスEV関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS