マイナーチェンジ版・レクサス新型「RX」見てきた!実車で見るとよりスポーティでエレガンス、「NX」の兄貴分としては十分な存在感だ【動画有】
~8月29日の発表前に早速新型「RX」を見てきた!~
8月29日の発表・発売まで残すところ僅かとなったマイナーチェンジ版・レクサス新型「RX」ですが、プレスリリース前ではあるものの、つい先ほどレクサスディーラにてその内外装をザックリと拝見させていただきました。
撮影はもちろんNGなので画像はありませんが、既に出回っている画像を参考にしながらインプレッションしていきたいと思います(ディーラのオーナーズラウンジにてブログを更新)。
今回ディーラにて展示されていたのは、ガソリンモデルでスポーツ仕様の「RX300 F SPORT」。
ボディカラーは一番人気のホワイトノーヴァガラスフレークとなります(参考の画像はレッドマイカクリスタルシャイン)。
~フロントフェイスの賛否はあるものの、実車を見てみるとやはりカッコ良さはハンパないぞ!~
今回のマイナーチェンジにより、フロントヘッドライトやLEDデイタイムランニングライトが小変更され、フロントのスピンドルグリルも非F SPORTモデルがフラットバーからドット柄へと変更、F SPORTは従来通りのメッシュ(網目)を採用しています。
特にL字型のデイタイムランニングライトは、マイナーチェンジ前に比べてL字が強調され、「LX」までは行かなくともかなりのインパクトを与えたデザインへと改良されています。
更にインテーク周りのデザインも現行「NX」のようにブラックの面積を拡大し、よりスポーティでエレガンスなルックスを得たように感じますね。
フロントヘッドライト周りですが、マイチェン前に比べて奥行きのあり高級感が増したように感じました。
ヘッドライト見るだけでも十分カッコいいですし、ここにブラックの面積を加味したインテークやスピンドルグリルとのバランスも十分に取れ、他車を圧倒するだけの存在感を発揮しています。
特にインテークの形状やデザインは、現行「NX」に酷似していて前評判はあまり良くありませんでしたが、実際に現車を見てみるとその印象はあまりなく、「RX F SPORT」の個性的なデザインとして受け取ることができるのが面白いところ。
ただ、その直下にあるフロントフォグランプは思いのほか平面で、ちょっと不格好に見えるのが残念。もうちょっと奥行きを持たせて隠れるように配置した方が、立体感が出てカッコ良く見出るのでは?と思いました(多分奥行きを持たせると「NX」とモロにカブるので、敢えてそれを避けた上での平面配置だったのかもしれません)。
そしてそのサイズ感はダイナミックで大柄に見えるのも大きなポイントだと思いますね。
すぐ近くに「NX」が置かれていたので分かり易かったですが、ワイド感はもちろんのこと、「NX」がはっきりと弟分とわかるほどに小ぶりであることがわかりました。
~フラッグシップセダン「LS」と前世代「RX」のデザインを織り込んだ不思議なリヤテールランプ~
リヤプロファイルから見るデザインは、すぐに「RX」とわかるほどに個性的。
リヤテールランプが「LS」のような”L”を幾重にも重ねたテールランプとなっていますが、これをボリューム感のあるSUVに採用し、そして違和感なくまとめてきたのは流石の一言。
いや、純粋にシンプルでまとまってますよコレ。
リヤテールランプのハウジングは、3代目となる2012年モデルの前世代「RX」に似ている部分でもありますが、リヤテールランプと対になる形で垂れるタイプのシーケンシャルリヤウィンカーを採用してきたのも非常にグッド。
新型「RX」の流れるウィンカーは動画で見るとカッコいいですし、現車で見るとそのカッコよさが更に際立ちますよ。
~ナビゲーションディスプレイは想像以上に操作性抜群!~
インテリアは参考の画像同様にブラックが選択されていました。
F SPORTならではの少しカタメのレザーシートで、座った時のフィット感に加え、包み込まれるような安心感もありました。
ただ、少し窮屈にも思えるので、体型がかなり大きい方にとってはちょっとしんどいものがあるかもしれません。
レイアウトが若干変更された12.3インチのインフォメーションディスプレイですが、今回のマイナーチェンジでリモート操作だけでなくタッチパネルとしても兼用できるようになりました。
実際にタッチしてみましたが、レスポンスはかなり良好で、ズームインやズームアウト含めストレス無く操作できますし、何よりもディスプレイ位置がかなり上部のところにあるので、顔を動かすことなく、目線の変更だけで操作できること、そしてわざわざ姿勢を前に移すことなく、腕を伸ばすだけで届く位置にあるのも大きなポイントだと思いますね。
リモートタッチはジョイスティックタイプからタッチパッド式に変更されていました。
個人的にはジョイスティックの方が操作しやすかったのですが、これは慣れればそこまで不自由ではないと思います(ミスタッチはたまにありますが…)。