群馬県にて、青信号で通過中のスズキ・ジムニーに青のイグニスが右折で突っ込む事故の瞬間がドラレコにて撮影される。なぜイグニスは行けると判断したのかを考える【動画有】
事故の瞬間が明確にわかるドライブレコーダーは有力な証拠となる
10月3日の午前7時半頃、群馬県前橋市の某交差点にて、前方を走行するスズキ・ジムニー(Suzuki Jimny)が青信号となっている交差点を通過しようとしたところ、反対車線で右折待ちをしていた青のスズキ・イグニス(Ignis)が誤って右折→衝突してしまいジムニーが横転するという事故の瞬間を、後続のドライブレコーダーによって撮影していたとのこと。
右折車両(イグニス)は反対車線の直進車両(ジムニー)を見落としていた可能性が高そう
少し画像は見にくいのですが、ジムニーが交差点を通過する前までは赤丸の通り青信号になっていたのですが、交差点を通過した瞬間に黄色信号へと切り替わっています。
ただ、このときジムニーは勢いで通過しようとして加速していた可能性がありますが、それでも直進する車両を優先するのが右折車の基本となります。
反対車線の右折車線に先頭でいた青のイグニスが、何を思ったのかジムニーが通過中にもかかわらず、恐ろしいタイミングで右折アタック。
これはさすがにイグニスのドライバも驚いたのか、すぐさま交差点のど真ん中で停車させていますね(なおこの時の信号は黄色信号)。
おそらくではありますが、イグニスのドライバは反対車線の2車線の内、最も近い右側車線の車両(プロボックス?)に気を取られていた可能性が高そう。
その車両が、まだ交差点に入るまでには距離があると踏んで、左側車線を走行していたジムニーの存在には気づかずに右折したところ、目の前に交差点を通過するジムニーが立ちはだかり、そのまま突っ込んだ可能性が高そうですね(あくまで推測ですが…)。
たった一つのミスでとんでもない事故につながることを教えてくれる映像でもある
事故後、ジムニーは横転したまま、イグニスは交差点のど真ん中で停車したままとなり当て逃げする気配は無さそうなものの、さすがにこの事故はイグニスに非があると考えられそうですね。
この事故により、接触した2台のドライバや乗員にケガが無かったかが気になるところですが、ジムニーに関しては横転していますし、打ち所によっては重傷となっている恐れもありそう。
何れも無事であることを願うばかりですが、改めて車を運転することの責任の重さ、周りをしっかりと確認しないと命とりになるという事の重大さを教えてくれる動画にもなっています。
一昨日の朝に遭遇した、右直事故の瞬間。 pic.twitter.com/lQBzFZm6Of
— ぴのちゃん@フィットRS/JG1PNOグンマNK735/中村/㈱アカギネット看板車 (@JG1PNO) October 5, 2019