これは酷い…トヨタディーラが、1,500台限定のトヨタ新型「GRスープラ・ローンチエディション」を新車価格よりも3倍高い約1,800万円にて販売していたことが発覚
～まさか正規トヨタディーラが転売を行うとは…～
アメリカ市場限定1,500台のみ販売のトヨタ新型「GRスープラ・ローンチエディション(Toyota GR Supra Launch Edition)」が、トヨタディーラにてとんでもない価格帯で販売されていると大きな話題に。
これは、アメリカ・アラバマ州ハンツビルにあるビル・ペニー・トヨタにて販売された個体なのですが、新車価格にして約600万円となるアメリカ限定モデルの「GRスープラ・ローンチエディション」(中古車)が、何と約3倍も高額な1,800万円にて転売されていることが発覚。
～アメリカのディーラでは新車価格よりも高額で販売する例は少なくもない～
過去にアメリカ市場においては、シボレー「コルベットC7／コルベットC8」やダッジ「チャレンジャーSRTデーモン」等、ディーラによる法外な転売が複数件発生していたことは周知の事実ですが(いずれも厳重注意により強制的に販売リストから削除)、まさか今回も高額転売が行われていたのは驚き。
「GRスープラ・ローンチエディション」は、”Premium”グレードをベースにブラックペイントのアルミホイールやレッドペイントのミラーキャップ、シリアル化されたカーボンファイバ製Launch Editionバッジ、レッドのレザーといった特別な装備が充実した一台であり、特にこれといったエンジンチューニングは施されていない一台となります。
そのため、新車販売価格は日本市場にて販売される直4ターボグレードの”SZ-R”に近い約600万円と控え目なのですが、今回のモデルは既に1オーナーとなる認定中古車となり、特に有名芸能人が所有していたモデルでもなかったため、これといったプレミア価格がつくことは無し。
もちろん、この違法ともいえる転売はすぐさま中古車リストから削除されましたが、時すでに遅しで複数のカーメディアがピックアップし大きな話題となりました。
おそらくビル・ペニー・トヨタのGMが独断で設定した価格ではないか？とも噂されていますが、トヨタ本社がこれを見て黙っているはずがないので、今後どのような判断をとるのかが気になるところですね。
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