これ一体いくら?フロントが大破したアメリカ限定1,500台のトヨタ新型「GRスープラ・ローンチエディション」がオークションにて登場

2020-05-27

~おそらく世界初となる”フロントが大破した”「GRスープラ」がオークションに登場~

アメリカ市場限定1,500台のみ販売されたトヨタ新型2ドアスポーツクーペ「GRスープラ・ローンチエディション」が、完全にフロントが大破してエンジンまで損傷した状態にてサルベージされ、そのままオークションにて出品されています。

今回、アメリカ・メリーランド州ダンドーク支店よりInsurance Auto Auctionsにて出品されている、見るも無残な姿の新型「GRスープラ」ですが、おそらくアメリカで一番最初に大破したであろう限定モデルであり、そして世界で一番最初に大破した「GRスープラ」が販売された例になると思われます。


~ここまでド派手に大破してドライバは軽傷だったことがキセキ~

真正面から見てみるとこの通り。
パッと見では「GRスープラ」とは分からない程の変形っぷりで、特にフロントエンドは何かと衝突したことがはっきりわかるほどに生々しい跡が残っていますね(車両と衝突したというよりも、電柱などに衝突した可能性も高い?)。

パワートレインは、排気量3.0L BMW製直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載しますが、致命傷といえるほどの大きな損傷は見えないものの自走は不可能だそうです。

車内はとんでもないことになっていますね…
エアバッグは展開していますし、車内にはフロントエンドの損傷したパーツが入っています。
ちなみに、この個体にて事故したドライバは奇跡的にも軽傷だったそうで、そこだけが不幸中の幸いだったと思います。

リヤはほとんどダメージがなく、ほぼほぼフロントのみの大破となりそうですね。
パーツ取りするのであれば十分売却する価値はあるとは思いますが、修理しようとなると、おそらくメーカ側も供給できるパーツは限られているでしょうし、膨大な時間と費用が発生するのではないかと思いますね。

~これだけ損傷していても、欲しいと思うユーザーは必ず存在する~

なお、今回出品されている大破した新型「GRスープラ・ローンチエディション」の10月26日時点での入札価格はついておらず、希望落札価格も公開されていないものの、なかにはこうした破損したモデルを求めるユーザーは少なからず存在するとして、過去のように完全大破したホンダ新型「シビック・タイプR」が新車販売価格よりも高額にて落札された例もあるわけですから、しっかりと見届けていきたいと思います。

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Reference:motor1.com